新型ムルティストラーダ950には、937cc、L型2気筒、デスモドロミック・バルブ・タイミング付きテスタストレッタ11°エンジンが搭載されています。ユーロ4規制に適合したこのエンジンは、シリンダーあたり4バルブ、水冷システムを備え、ボア×ストロークは94mm×67.5mmです。
さらに詳しく- 159 ps 最高出力
- 13.1 kgm 最大トルク
- 218 kg 乾燥重量
新型ムルティストラーダ950は、ドゥカティならではのエモーショナルなライディング体験と、日常ユースにも使用できる多用途性を組み合わせることによって、日々の旅を美しく彩ります。 軽量なボディ、19インチのフロント・ホイール、低いシート高(840mm)により、俊敏性と乗りやすさが向上している一方で、先進的なテクノロジーにより、あらゆる条件で最高の安全性と快適性を提供します。
2021年モデルのムルティストラーダ950 Sは、クラシックなドゥカティ・レッドに加え、 MotoGPマシンからヒントを得た新しいカラーリング”GPホワイトカラー”が追加されました。
“GPホワイト”カラーは、ホワイトとグレイを基調にして、フレームやアロイホイールなどにレッドのアクセントを配して、ドゥカティならではのキャラクターを演出しています。この新しいカラーリングは、エレガントなスタイル、流れるようなボディ、バランスの取れたラインを特徴とするムルティストラーダ950 Sに、スポーティなキャラクターを追加することを目標としてデザインされました。
新型ムルティストラーダ950には、937cc、L型2気筒、デスモドロミック・バルブ・タイミング付きテスタストレッタ11°エンジンが搭載されています。ユーロ4規制に適合したこのエンジンは、シリンダーあたり4バルブ、水冷システムを備え、ボア×ストロークは94mm×67.5mmです。
さらに詳しく新型ムルティストラーダ950 Sには、ドゥカティ・クイック・シフト ・アップ/ダウン(DQS)が標準装備されています。DQSは、クラッチを使用しないでシフト・チェンジが可能なため、ライディング・プレジャーが高まり、オフロードでは取り回しが楽になり、市街地ではリラックスした走りにつながります。
さらに詳しく新型ムルティストラーダ950は、大径薄壁チューブを採用したフロント・トレリスフレームに加え、最高のねじれ剛性を実現するため、グラスファイバーで補強されたエンジニアリング・プラスチック製のリア・サポート・エレメントで囲まれた2つの鋳造サイド・サブフレームを備えています。
さらに詳しく新型ムルティストラーダ950 Sには、ドゥカティ・スカイフック・サスペンション(DSS)によって制御されるセミアクティブ・サスペンションが搭載されています。このシステムは、400もの異なるパラメーターを設定することが可能で、新しいHMIインターフェイスにより直感的に操作することができます。これほどの精度を備えたモーターサイクルは、このクラスでは他に存在しません。
さらに詳しくDSS EVOシステムは、あらゆる路面および負荷状況において、モーターサイクルのバランスを完璧に保つことによって、ライダーとパッセンジャーに最高の快適性を提供します。
DSS EVOシステムは、新設計されたHMIインターフェイスを介して、簡単かつ直感的にセットアップを変更することが可能で、あらゆる状況において理想的なサスペンション設定が実現しています。設定方法は、ライディング・モード(ツーリング、スポーツ、アーバン、エンデューロ)と負荷条件(ライダーのみ、ライダーとパニア・ケース、ライダーとパッセンジャー、ライダーとパッセンジャーとパニア・ケース)を設定するだけです。さらに、フォークとショックアブソーバーを独立して調整できるため、複雑な設定作業を行うことなしに、フロントおよびリアサスペンションを微調整することが可能です。システム設定の可能性はほぼ無限で、新しいインターフェイスを経由してライダーが選定できるパラメーターの組み合わせは最大400種類にのぼります。
新型ムルティストラーダ950には、新しい軽合金製のホイールが採用されています。このホイールは、このニューモデルのために新設計されたもので、合計で約500グラムの軽量化を達成しています。サイズは、フロント・ホイールが3.0×19インチ、リアが4.5×17インチ。タイヤはピレリ製スコーピオン・トレール2が装着されます。タイヤ・サイズは、フロントが120/70 ZR19、リアが170/60 ZR17です。
さらに詳しく新型ムルティストラーダ950には、ブレンボ製ブレーキ・システムと、ドゥカティ・セーフティ・パック(DSP)とトラクション・コントロール・システムの中核として機能する、ABS 9.1MEコーナリング・デバイスが搭載されています。
さらに詳しくコーナリングABSは、ボッシュ製6軸慣性測定ユニット(IMU)プラットフォームを活用することによって、極限状態あるいはコーナリング中であっても、フロントおよびリアホイールの制動力のバランスを最適化します。システムは、ライディング・モードと協調作動することにより、あらゆる状況やライディング・コンディションで、理想的なソリューションを提供します。新型ムルティストラーダ950は、ABS制御プロセッサーによる、エレクトロニック・コンバインド・ブレーキング・システムを搭載しています。このシステムは、ライディング・モードが「アーバン」および「ツーリング」で最適な機能を発揮する一方で、完全な電子制御があまり好ましくない「スポーツ」では、介入レベルが低く設定されます。
コンバインド・ブレーキング・システムは、4個の圧力センサーを使用して、前後の制動力を理想的に配分し、制動安定性を向上させます。急制動時にリアタイヤのコントロール性を改善する、ABSの“リフトアップ防止”機能は、「アーバン」および「ツーリング」では有効になり、「スポーツ」および「エンデューロ」では無効になります。「エンデューロ」では、オフロードでブレーキをかけたときに、リアホイールのドリフトを許容するため、ABS機能はフロントのみに適用されます。3つレベルが設定されているABSは、ドゥカティ・ライディング・モードと完全に統合されています。レベル1は、オフロードで最高のパフォーマンスを発揮します。リアホイールのリフトアップ検出機能は無効となり、ABSをフロントのみに適用して制動時のドリフトを許容します。
レベル2は、「スポーツ」に設定され、フロントおよびリアホイールの制動バランスを最適化します。リアホイールのリフトアップ検出機能は無効となりますが、コーナリング機能は有効となり、スポーティなライディング・スタイルを実現します。「ツーリング」および「アーバン」では、レベル3に設定され、コンバインド・ブレーキングの作動が最適化され、リア・ホイールのリフトアップ検出機能とコーナリング機能の両方が有効となり、最大の安全性が確保されます。
DTCは新型ムルティストラーダ950のリアホイールの動きを検知し制御することで、バイクのパフォーマンスと安全性を向上させます。
さらに詳しく新型ムルティストラーダ950に搭載されているABSには、ビークル・ホールド・コントロール(VHC)システムが組み込まれています。システムが作動すると、リア・ブレーキを作動させてモーターサイクルを停止状態に保ちます(数秒後には自動的に解除)。
さらに詳しくムルティストラーダ950 Sには、昼間でも読み取りやすい、高解像度のTFTカラー液晶ディスプレイが装備されています。
さらに詳しくムルティストラーダ950 SのフルLEDヘッドライトは、従来型のバルブ式ヘッドライトに比べて、高い効率と優れた安定性(電圧変動の影響を受けない)を実現しています。
さらに詳しく新型ムルティストラーダ950は、新しいドゥカティ・リンク・アプリと互換性があります。これにより、ライダーは、トラベル・モード(積載モードとライディング・モードの組み合わせ)を設定し、各ライディング・モード(ABS、ドゥカティ・トラクション・コントロールなど)のパラメーターをスマートフォンで簡単かつ直感的にカスタマイズすることができます。
さらに詳しく高速道路を使用したロングツーリングで最高の快適性を確保するため、ムルティストラーダ950 Sには、クルーズ・コントロール・システムが装備されています。ハンドルバーに設置されたスイッチは、バックライトも備えています。
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