Streetfighter V2 | Electronics

最新世代のエレクトロニクス

IMU慣性プラットフォームは、ストリートファイター V2のすべての電子制御システムを管理しています。6軸IMUは、すべての電子制御システムを管理し、空間内におけるモーターサイクルのポジションをリアルタイムで検知し、その情報をコントロール・ユニットに送信します。これらはすべて、最大限のパフォーマンスと安全性を確保することを目的としています。

各コントロール・システムの作動パラメーターは、3つのライディング・モード(スポーツ、ロード、ウェット)に合わせて予め設定されています。

コーナリングABS EVO

標準装備されるABSシステムは、サーキットまたは公道におけるすべてのライダーのニーズを完全に満たすために、3つの異なるレベルに設定することが可能です。

レベル2と3ではコーナリング機能が有効となり、コーナリング中でモーターサイクルが傾いているときでもABSが作動し、ローサイド・クラッシュを防止します。

レベル3は、公道走行時やグリップの低い場所で推奨されます。安全かつ安定したブレーキングを保証し、コーナリング機能が有効になり、ハード・ブレーキング時における後輪のリフトアップを常に制御します。

レベル2は、ワインディングロードやサーキット走行を楽しみたいライダーに最適な設定となっています。システムは、フロントとリアの両方のブレーキシステムを制御して、コーナリング機能をオンの状態に保ち、リフトアップ制御を無効にして、よりスポーティなブレーキングを可能にします。レベル2を選択すると、スライド・バイ・ブレーキ機能が有効になり、コーナーでドリフト走行を行うことが可能になります。

レベル1は、熟練ライダーがサーキットで使用することを想定しているため、どのライディングモードでもデフォルト設定にはなっていません。このレベルでは、レース仕様のABSが前輪のみに介入します。また、パフォーマンスを最大化するため、コーナリング機能とリフトアップ防止機能の両方が無効になります。

ドゥカティ・トラクション・コントロールEVO 2

ストリートファイター V2には、MotoGPから派生したドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)EVO 2が搭載されています。DTCは、6軸慣性測定ユニット(IMU)によって管理され、バイクのリーンアングルに基づいてシステムの介入を適合させます。

このシステムは、サーキットや公道で最高のパフォーマンス安全性を提供します。

予測的に作動するストラテジーを採用したことにより、スリップ後のパワーデリバリーを「カット」するだけでなく、スリップの発生を事前に予測して、よりリニアで均一な制御を可能にしています。これは、サーキット走行で、より効果的なライディングと、より速いラップタイムが実現することを意味しています。よりスポーティなオンロード走行を目的として誕生したストリートファイター V2にとって、これは、路面のコンディションに関係なく、より高いレベルの安全性と加速のコントロールが可能になることも意味しています。

DTC EVO 2システムは、点火タイミングの進角と燃料噴射量を制御することに加え、迅速な介入を必要としないすべての状況において、スロットル・バタフライを使用して理想的な燃焼パラメーターを維持することにより、より滑らかなエンジン・レスポンスとコントロール性を実現しています。DTC EVO 2は8つのレベル(ドライ・コンディション用に6レベル、ウェット・コンディション用に2レベル)に設定することが可能で、パフォーマンスを最大化するため、ライディング・スタイルと路面のグリップ状態に合わせて制御ストラテジーを適合させることができます。

ドゥカティ・ウィリー・コントロールEVO

ストリートファイター V2には、最新バージョンのドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)EVOも搭載されています。このシステムは、ボッシュ製6軸慣性測定ユニット(6D IMU)から提供されるデータを使用して、ウィリーの発生を制御しながら、最大の加速を簡単かつ安全に実現します。DWC EVOは、以前のバージョンよりも精密にウィリーの発生を検知し、ライダーの入力により速く反応して、より正確な制御を行います。

ドゥカティ・クイック・シフト・アップ/ダウンEVO 2

ストリートファイター V2用に開発されたアップ/ダウン機能付きDQS EVO 2は、リーンアングルのデータを使用して、コーナリング中にシフトする際のバイクの安定性を最大限に保ちます。DQS EVO 2は、シフト時間を短縮するだけでなく、クラッチを使わないでシフトダウンできるため、これまで以上に効果的にハードブレーキをかけられるようになります。システムの作動は、たとえサーキットをフルスピードで走行していてもシームレスなギア・チェンジが行なわれるように調整され、シフトダウン時にはスリッパー・クラッチおよびエンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)と連動して作動するように設計されています。

エンジン・ブレーキ・コントロールEVO

エンジン・ブレーキ・コントロールは、極限状態のターンインにおいて、エンジン・ブレーキが激しくかかった状態でリアタイヤに作用する力をバランスさせることで、マシンの安定性を確保してライダーをサポートします。ストリートファイターV2のEBC EVOは、リーンアングルに合わせて最適化され、アグレッシブなブレーキング時に、スロットルボディ・バルブの位置、選択されたギア、クランクシャフトの減速度を監視し、スロットル開度を調整して、タイヤに加わるトルクをバランスさせます。

ヘッドライト&インジケーター

ヘッドライト・ユニットは、2つの小さなLEDロービーム/ハイビーム・モジュールを採用したことにより、非常にコンパクトに仕上がっています 。 デイタイム・ランニング・ライトとデュアル・ヘッドライト・アセンブリの上部リムは、“眉”を連想させます。これは、最新世代のドゥカティ・スポーツバイクの特徴となっています。その一方で、フルLEDテールライトは、歴代ドゥカティ・スポーツバイクの伝統に従って、2分割構造のデザインを特徴としています(仕様は市場によって異なります)。

急ブレーキをかけた場合、ドゥカティ・ブレーキ・ライト(DBL)システムが自動的にリアライトを点滅させ、後続車に危険な状態を知らせることにより、アクティブ・セーフティを向上させます。アーチ状に点灯するブレーキランプは、ストリートファイター V2の特徴として、そのアグレッシブなデザインと見事に融合しています。さらに、フロントおよびリアのインジケーター・ライトにもLEDが採用されています。

ドゥカティ・マルチメディア・システム

ストリートファイター V2は、オプションでドゥカティ・マルチメディア・システム(DMS)を装備することができます。これにより、ライダーは、着信に応答したり、音楽を聴いたり、Bluetoothテクノロジーを介してSMS通知を受信したりできます。ライダーがバイクに跨ると、Bluetoothを介して手持ちのスマートフォンが自動的にモーターサイクルと接続され、主要なマルチメディア機能を操作できるようになります。TFTディスプレイには、再生中の曲名、新しいSMSの受信を示すアイコン、または発信者の名前が表示されます。電話の会話や音楽は、ヘルメットに内蔵されたイヤフォンにワイヤレスで送信されます。DMS+は、ドゥカティパフォーマンス・プラグ&プレイ・アクセサリーとして装着可能です。

ライディングモード

ライダーは、3つの異なるドゥカティ・ライディングモードを選択することが可能です。ウェットロードスポーツの各ライディングモードでは、ライダーのライディング・スタイルやさまざまな路面状況に合わせてモーターサイクルの挙動を最適化します。各ライディングモードでは、それぞれ異なる制御パラメーターが設定されています。さまざまなオプションを選択することで、ライダーは、電子制御システムおよびエンジン特性を瞬時に変更することが可能です。

ウェット・モード

ウェット・モードは、グリップの低い路面で最適な走りを実現するために開発されました。スーパークアドロ・エンジンは、フルパワー(153ps)を発生しますが、その出力特性は非常にプログレッシブで扱いやすいものとなります。電子制御システムのプリセットレベルは、最大限の安全性を提供するように設定されており、特にドゥカティ・トラクション・コントロールとドゥカティ・ウィリー・コントロールに介入して、優れたグリップと優れた安定性を確保します。

ロード・ライディングモード

ロード・ライディングモードを選択すると、ライダーは153psのフルパワーと、より鋭いエンジン・レスポンスを利用することができます。電子制御システムは、乾いた路面で、より良いパフォーマンスを発揮できるように調整されます。ブレーキング時のリア・ホイール・リフト検出機能はオンになり、コーナリングABS EVOは、コーナリング・パフォーマンスを最大化するように設定されます。

スポーツ・ライディングモード

このライディングモードは、公道およびサーキットの両方でスポーティに走りたいライダーのためのモードです。スポーツ・ライディングモードでは、スーパークアドロ・エンジンのパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能なります。ライド・バイ・ワイヤのキャリブレーションは、非常に鋭いエンジン・レスポンスを提供するように設定されます。電子制御システムは、安全性を損なうことなく、アグレッシブな走行ができるように設定されます。ABSレベル2は、リフトアップ検出機能をオフにして、「スライド・バイ・ブレーキ」機能を有効にします。この機能は、ブレーキング時のドリフトを制御することで、コーナー進入時にモーターサイクルを安全にスライドできるようにします。

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