SBK第8戦カタルーニャ・ラウンドのレース2でドゥカティが1-2フィニッシュ、バウティスタが勝利して週末に3連勝を達成、リナルディも2位表彰台を獲得

スーパーバイク世界選手権(SBK)第8戦カタルーニャ・ラウンドのスーパーポール・レースとレース2が、9月25日にスペインのカタルーニャ・サーキットで開催され、Aruba.it Racing - Ducatiチームにとって素晴らしい1日となった。アルバロ・バウティスタマイケル・リナルディは、ともにレース2の主役となり、見事な1-2フィニッシュを演じた。

バウティスタは、レース1とスーパーポール・レースでも優勝し、完璧な週末となった。スペイン人ライダーのバウティスタは、レース2で圧倒的な強さを発揮し、スタートからチェッカーフラッグまで最大10秒ものギャップを築いて優勝した。

リナルディにとっても、素晴らしいレースとなった。5番グリッドからスタートしたリナルディは、1コーナーで2番手に浮上。最初はジョナサン・レイ(カワサキ)、次にアクセル・バッサーニ(ドゥカティ)とバトルを演じ、最終的にはトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)のアタックを退けて2位表彰台を獲得。パルクフェルメでチームメイトやチームスタッフと喜びを分かち合った。

アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #19) 1位
「本当に幸せな1日となった。素晴らしい週末だったが、簡単ではなかった。確かに、ライバルに差をつけてすべてのレースで勝つことができたが、それはチームが素晴らしい仕事をしてくれたからだ。家族、友人、そしてバルセロナに来てくれた多くのファンに感動を与えることができて嬉しく思う。しかし、シーズンはまだ長い。僕たちは、これからもレースに集中しなければならない」

マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #21) 2位
「マシンのフィーリングはとても良かった。フロントローまたは2列目からスタートするには、スーパーポール・レースで結果を出すことが重要であることは分かっていた。良いスタートを切ることができて、最初の数周は激しいバトルとなったが、タイヤを温存するように走った。その後はコンスタントなペースで走行することができて、最終的にはその戦略が正しかったことが証明された。本当に嬉しい。素晴らしい瞬間だったが、これで満足することはできない。さらに戦闘力を高める必要がある」

  • WorldSSP

Aruba.it Racing WSSPチームのニコロ・ブレガドゥカティ・パニガーレV2にとって、今回のラウンドは非常に難しい週末となった。土曜日のレースでクラッシュを喫した後、イタリア人ライダーのブレガは、レース2でも自信を持ってプッシュできるコンディションを見つけることができなかった。ブレガは、素晴らしいスタートを切ったものの、ラップごとにポジションを落として14位でフィニッシュした。

ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing WSSP) 14位
「本当にがっかりした。マシンのフィーリングをまったく掴むことができなかった。この悪い結果は、1つだけの原因ではないことは確かだ。まったく乗れていなかった。もちろん、次のレースでこのような状況が二度と起こらないように、何が起こったのかを理解する必要がある」