シート高は830mmに設定され、シート形状を再設計したことで、シート幅が狭くコンパクトになり、わずか1,790mmのインシーム長により、足つき性が改善しています。
さらに詳しくドゥカティ・ムルティストラーダ・ファミリーは、常に進化を続けています。今回、その最新モデルの新型ムルティストラーダ V2が登場しました。このモデルは、あらゆるルートを完全に楽しむための理想的なモーターサイクルで、日常ユースや市街地走行にも対応できる多用途性を実現しているだけでなく、ドゥカティならではのスポーティなキャラクターと紛れもないスタイルを備えています。
2気筒エンジンを搭載したドゥカティ・デュアルパーパス・バイク・ファミリーのニューモデルは、ヨーロッパのA2ライセンス保有者向けの35kWバージョンの登場により(日本未導入)、あらゆる用途に対応し、直感的に操作可能で、快適で楽しく、親しみやすいモーターサイクルです。ムルティストラーダ V2は、完成の域に達したエレクトロニクス・パッケージと937cテスタストレッタ11°エンジンの最新バージョンを搭載することにより、さらに洗練されたモーターサイクルへと進化を遂げ、ドゥカティ・ツアラー・モデルの世界へ入るための最適なエントリー・モデルとなっています。
このモーターサイクルの開発における主な焦点は、エルゴノミクス、軽量化、エンジンの改良、「継続的改善」の哲学に従った一連のアップグレードに当てられました。
エルゴノミクスに基づいた研究開発、軽量化への取り組み、シャシ/エンジン/エレクトロニクス・テクノロジー・パッケージの開発により、ムルティストラーダ V2は非常に多用途なモーターサイクルに仕上がっています。パッセンジャーを乗せ、荷物を積載したツーリングでは完璧なパートナーとなる一方で、市街地走行も得意としています。19インチのフロント・ホイールがスムーズで快適な乗り心地を実現すると同時に、常に適切なレベルのレスポンスと精度をもたらします。ドゥカティ・スカイフック・サスペンションEVOセミアクティブ・サスペンション・システム(Sバージョンに標準装備)を搭載したことにより、市街地走行にも適しています。この電子制御式サスペンションは、路面の凸凹をスムーズに吸収し、常に最適なセットアップを実現することで安全性と快適性を向上させます。
シート高は830mmに設定され、シート形状を再設計したことで、シート幅が狭くコンパクトになり、わずか1,790mmのインシーム長により、足つき性が改善しています。
さらに詳しくこのニューモデルは、ムルティストラーダ 950より重量が5kg削減され、乾燥重量は199kg(Sバージョンでは202kg)となっています。エンジン単体の重量は、約2kg削減されました。
さらに詳しくムルティストラーダ V2のシャシは、フロント・トレリス・フレーム、左右の鋳造サイドフレーム、最大のねじり剛性を実現するためにガラス繊維を配合したテクノポリマー製のリア耐荷重エレメント、シェルキャスト・アルミニウム製の両持ち式スイングアームから構成されています。
さらに詳しくムルティストラーダ V2のフロント・サスペンションは、48mm径倒立フォーク(ストローク:170mm)、専用キャスト・エンドキャップ、スプリング・プリロード調整、伸び側/縮み側の油圧ダンパー調整機能を備えています。
さらに詳しくムルティストラーダ V2には、さまざまなモデルに搭載され、高い評価を得ている、937ccドゥカティ・テスタストレッタ11°エンジンの最新バージョンが搭載されています。デスモドロミック・バルブ駆動システムを採用し、ユーロ5規制に適合したこのユニットは、113ps@9,000rpmの最高出力と94Nm@6,750rpmの最大トルクを発生し、優れたパフォーマンスとあらゆる回転域で扱いやすいパワーデリバリーを融合しています。
ギアボックスとクラッチの構造が見直されたことにより、重量が削減されると同時に、シフトチェンジがスムーズになり、精度が向上し、ニュートラルも出しやすくなっています。優れた堅牢性を備えたテスタストレッタ11°エンジンは、メインテナンス間隔が延長され、オイル交換は15,000km毎、バルブクリアランス点検・調整は30,000km毎となっています。
ムルティストラーダ V2には、欧州のA2ライセンス保有者向けに、出力を35kWに制限したバージョンも用意されています(日本未導入)。
ムルティストラーダ V2には、デスモドロミック・バルブ駆動システムを備えた937ccドゥカティ・テスタストレッタ11°2気筒エンジンの最新バージョンが搭載されています。ユーロ5規制に適合したこの水冷エンジンは、各シリンダーに4本のバルブを備え、113psの最高出力と約10kgmの最大トルクを発生します。
さらに詳しくムルティストラーダ V2には、最先端のエレクトロニクス・アシスタンス・システムが搭載され、優れた安全性、快適性、パフォーマンスを実現しています。Sバージョンでは、セグメントのベンチマークとなるフル・オプション・パッケージが搭載され、最高レベルの走行性能を提供します。
ムルティストラーダ V2は、エンジン・マッピングとスカイフック・サスペンション(Sバージョン)を調整し、ライディング・アシスタンス・システムとして機能する、4つのライディング・モード(スポーツ、ツーリング、アーバン、エンデューロ)を備え、ライダーの好みや路面状況によって、バイクのキャラクターを変更することが可能です。
また、ボッシュ製6軸慣性プラットフォームIMU(慣性測定ユニット)を搭載することによって、コーナリング中に制動力を最適化するコーナリングABSが実現しています。
ムルティストラーダ V2には、大型で視認性の高い液晶メーターパネルが装備されています。Sバージョンは、メニューを簡単にナビゲートできる直感的なインターフェイスを備えた、高解像度の5インチ・カラーTFTディスプレイを備えています。どちらのバージョンも、ドゥカティ・マルチメディア・システムを統合することが可能です。
ムルティストラーダ V2は、ムルティストラーダ・ファミリーに共通する、アグレッシブなフロント・ヘッドライトのデザインを特徴としています。リアには、ドゥカティ・ブレーキライト・システム(ムルティストラーダ V4に搭載済み)を採用したLEDテールライトが装備されています。このシステムは、急ブレーキをかけると、リアライトが自動的に点滅して、後続車に危険な状態を知らせます。これにより、総合的な安全性が高まっています。
SバージョンのヘッドランプはフルLEDタイプで、コーナリング時にモーターサイクルの傾きに対応して進行方向の路面を明るく照らし出すドゥカティ・コーナリング・ライト(DCL)機能を搭載しています。
ムルティストラーダ V2のドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)は8レベルに、コーナリングABSは3レベルに調整可能で、レベル1では「フロントのみ」(コーナリング機能なし)の設定となります。ビークル・ホールド・コントロール(VHC)システムは、坂道発進でライダーをサポートします。この機能は、サイドスタンドが上がった状態でモーターサイクルを停止させ、ブレーキレバーを強く握るか、ブレーキペダルを強く踏み込むと作動し、ライダーが坂道発進を行う際に、リアブレーキに介入して、車両のずり下がりを防止します。
ムルティストラーダ V2は、日々のライディングに感動をもたらします。このモーターサイクルは、多用途性、パフォーマンス、走る楽しさ、乗りやすさを組み合わせることにより、日々のライディングで、まったく予想もしていなかった楽しい体験を得ることができる、最高のパートナーとなります。
たとえモーターサイクルに乗っていなくても、ドゥカティのアパレル・ラインナップとアクセサリーを選択すれば、ムルティストラーダの快適性とエレガンスを身に着けることができます。
カタログをダウンロードして、ムルティストラーダ V2の詳細をご覧ください。