以下は、Ducati ConnectアプリとSygicアプリを正しく機能させるために必要となる設定の一部です。
お客様のスマートフォンのBluetooth、Wi-Fi、GPSの各機能を有効に設定します。
Ducati Connectアプリ内で、以下を許可するように設定します(スマートフォンOSの設定)。
Apple端末の場合、追加の設定が必要です。
- GPS位置情報へのアクセスを常時許可してください。
設定 -> プライバシー -> 位置情報サービス(オン) -> Ducati Connect -> 常に許可
- 着信(iOS 14以降で使える機能) à [バナー]
設定 -> 電話 -> 着信 -> バナー
Sygicアプリをご利用になるには、アプリが以下のように設定されていることを確認してください。
- Boschコネクティビティ à 「有効」(iOS端末のみ)
メニュー -> 設定 -> コネクティビティ -> Boschコネクティビティの有効化 -> 有効
- Bluetooth HFP à 「無効」(iOSとAndroidの両方)
メニュー -> 設定 -> Bluetooth -> Bluetooth (HFP) を使用 -> 無効
- Bluetooth接続 à 「デバイスのデフォルト」(iOS端末のみ)
メニュー -> 設定 -> Bluetooth -> デバイスのデフォルト -> 有効
GPX形式のルートをインポートする方法と「ワインディングロード」オプションを有効にする方法をお読みください。
ご使用のスマートフォンのBluetooth(バイクとの最初のペアリング時に表示されていることを確認する *)、Wi-Fi、GPSを有効にします。
Ducati Connectアプリ とSygic GPS Navigationアプリをインストールします(Apple store、Google Playからインストールできます)。
* Bluetooth経由でデバイスを表示するには、ご使用のスマートフォンの説明書をお読みください。各デバイスには独自のシステムがあります(例:iPhoneの場合は、設定でBluetooth画面を開いたままにします。Samsungの場合は、「ペアリングしたデバイスのみ表示する」の項目を無効化にする必要があります。等々)。
インストルメントパネル上に、携帯電話-バイク間のBluetooth接続オン、携帯電話のバッテリー状態、モバイルネットワーク電波の各アイコンが青色で表示されていることを確認してください。 この時点でスマートフォンのDucati Connectアプリを起動し、車両モードを起動します。自動接続プロセスが完了するまでお待ちください(iOS端末で、インストルメントパネルのWi-Fi接続を求められた場合は許可してください)。
「Ducati Connect」ロゴ入りのスクリーンセーバーがアプリに表示されていること、またインストルメントパネルのDucati Connectの文字が白色に変わり選択可能になっていることを確認してください。
ミラーリングの接続はWi-Fi経由で行われ、USBソケットへの接続はバッテリーの充電専用です。もちろん、スマートフォンは、充電が完了するまで接続しておくことができます。
ドゥカティは、最も人気のある最新スマートフォンの多くの機種でテストを継続して行っていますが、スマートフォンメーカーのOSや技術的な選択はドゥカティの管理下にはないため、市場にあるすべての携帯電話とそのソフトウェアおよびファームウェアでの動作を保証することはできません。
インストルメントパネルの機能は、入手可能な主なスマートフォン(一例として、Samsung Galaxy S22、Google Pixel 7、OnePlus 9、Redmi Note 9 Pro、iPhone 14 Pro、iPhone 13、iPhone12、iPhone11、iPhone XSなど)と、開発中に使用可能なOS(Android 11以上とiOS 14以上)でテストおよび検証されています。
いいえ、所有されている MTS の Sygic アプリへのアクセスは完全無料です。電話を所有されているバイクに接続した時点で使用が許可され、Premium ナビゲーションライセンスが有効になります。これには、追加パッケージの購入や1年毎の更新は必要ありません。
もちろんです。アプリの使用ライセンスは個別のスマートフォンにではなく、バイクに関連付けられています。そのため、アプリがインストールされて正しく設定されていれば、別の携帯電話を使用することが可能です。Sygicアプリが車両に接続されたときに車両識別番号を読み込み、ライセンスを使用できるようにします。
Sygic GPS Navigationアプリのバージョン22.0.4(Android)、22.0.3(iOS)以降で、.gpxファイル形式のルートをご利用いただけるようになりました。
操作方法はこちらをクリ ックしてください。
もちろんです。ルートを設定した後、「オプション」フィールドで、「ワインディングロード」の設定を選択できます。カーブが多く存在するルートが再計算されます。 操作方法はこちら をクリックしてください。
Ducati Connectはスマートフォンの音楽ライブラリにアクセスしますが、Bosch MySpinに対応していないその他のアプリとの接続はできません。
いいえ、Sygic GPS Navigationのみ使用可能です。他のアプリケーションはBosch MySpinに対応していません。Sygicには常駐マップがあり、ネットワーク受信範囲外でも動作でき、Boschの承認を受けています。
外部ナビを接続することはできますが、Ducati Connectでは使用できません。
インカムのペアリングは、電話のペアリングと全く同じです。
インストルメントパネル機能は、Cardo Packtalk Bold(部品番号:981018768)とNolan B901X(部品番号: 981071104)インカムで動作検証済みです。
市販されているすべてのインカムの動作を保証するものではありませんが、他のインカムとペアリングして使用することは可能です。
注意:通常の携帯電話用Bluetoothヘッドセット(AirPodsなど)を使用すると、システムが正常に機能しなくなります。
スマートフォンは最大2台までペアリング可能(使用中は1台のみ接続可能)、ライダー用インカム1台、パッセンジャー用インカム1台です。新しいデバイスをペアリングする場合は、すでにペアリングされているデバイスの 1 台を先に削除する必要があります。
音量は、メイン画面のメニューから専用項目(音量)にアクセスするか、ジョイスティックを右方向に長押ししてクイックアクセスすることで調整することができます。設定した音量レベルと調整中のオーディオソースがグラフィック表示されます。
注:スマートフォンのメインオーディオを直接操作して調整する場合でも、インカムに設定されている音量を正しく調整してください。音量が適切でなく、全体の音声レベルが制限される場合があります。
音声指示が有効になっていることと、Sygicナビゲーションアプリの設定内で音声ガイドが有効になっていることを確認します
(メニュー → 設定 → 言語と音声 → 音声ガイド)
通話中(ダッシュボードに表示されるバナー)には、一部のコマンドが禁止されます。ただし、通話メニューを終了する(ジョイスティックを左方向に長押し)ことで、左側ブロックの操作ボタンを通常の操作に戻すことは可能です。
接続の同意を求めるポップアップは、初めてバイクに接続するとき、または電話が以前に自宅のネットワークなどの別のWi-Fiネットワークに接続されていた場合にのみ表示されます。それ以降の接続では、同意は求められないため、ポップアップは表示されません。
注記:Androidシステムのみ、走行時のミラーリング中にDucati Connectの接続が失われた場合、ジョイスティックの中央ボタンを2秒間押すと接続が回復されます(携帯電話のスクリーンロックが解除され、Ducati Connectがフォアグラウンドに再表示されます)。
通常、長時間停車した場合は、キーONから約60秒の再接続時間を経て、Ducati Connectが利用できるようになります。
今回のインフォテインメントの改良で、短い停車時間であれば接続を維持することが可能になりました。キーボタンでバイクの電源を切ると、ジョイスティックを押すことで接続を維持できることを知らせるメッセージがダッシュボードに表示されます。これにより、バイクの電源を切っても、接続をさらに20分間延長することが可能になります。
注記:
この接続を有効に保つには、Wi-Fiネットワークの範囲内 (20/25 m) にいる必要があります。そうでないと、他のWi-Fiネットワークと同様に切断されます。
この段階では、音声は引き続きインターホンを介して管理されるため、着信があった場合、ヘルメットを着用していない場合は音声を携帯電話に戻す必要があります。
Ducati ConnectおよびSygicシステムに関する具体的なご意見やご感想がございましたら、Ducatiカスタマーサービス(https://www.ducati.com/it/it/azienda/servizio-clienti) 、またはお近くのディーラーまでご連絡くださいますようお願い申し上げます。