ハイパーモタード950は、ボッシュ製6軸慣性プラットフォームをベースにした、最先端の洗練されたエレクトロニクスを特長としています。このシステムは、モーターサイクルのロール角、ヨー角、ピッチ角を即座に検知することが可能です。
さらに詳しく- 110 ps 最高出力
- 9.4 kgm 最大トルク
- 202 kg 乾燥重量
挑戦に立ち向かう。ハイパーモタード950ファミリーが2022年モデルへと進化を遂げ、「SP」バージョンに新しいカラーリングが登場しました。今回のアップデートでは、最高出力と最大トルクを変更することなく、全モデルがユーロ5規制に適合しています。
「SP」バージョンの新しいカラーリングは、MotoGPの世界を表現し、「フリースタイル・スポーツ」からヒントを得たグラフィックを採用して、モーターサイクルのエキサイティングで楽しいキャラクターを強調しています。
このモーターサイクルは、安全性を犠牲にすることなく、エキサイティングなライディングを心ゆくまで楽しみたいライダーにとって、理想的な選択肢となります。ハイパーモタード950ファミリーには、ワインディグロードや市街地を俊敏に駆け抜けることができる、3つのモデル(ハイパーモタード950、ハイパーモタード950 RVE、ハイパーモタード950 SP)が用意されています。
ハイパーモタード950の特徴:テクノロジー、エンジン、安全性、シャシ。
ハイパーモタード950は、ボッシュ製6軸慣性プラットフォームをベースにした、最先端の洗練されたエレクトロニクスを特長としています。このシステムは、モーターサイクルのロール角、ヨー角、ピッチ角を即座に検知することが可能です。
さらに詳しく各電子制御システムの作動パラメーターは、ドゥカティ・ライディング・モードとして知られる、3つの電子的な設定に予め組み込まれています。ライディング・モードは、ライダーが独自にカスタマイズすることも可能で、デフォルト設定に戻すこともできます。
さらに詳しく「スポーツ」モードは、スポーティなライディングやワインディング・ロードを走行するときに適しています。L型2気筒エンジンの最高出力は114psのフルパワーを発生し、パフォーマンス重視の設定となります。
「ツーリング」モードは、市街地走行やツーリング、快適でスムーズなライディングを求める場合に最適です。L型2気筒エンジンは、114psの最高出力を発生しますが、より安全性重視の設定となります。
「アーバン」モードは、都市部における日常ユースや雨などによって路面のグリップが低下している場合に使用します。テスタストレッタ・エンジンの出力は、75psに制限され、最高の安全性を重視した設定となります。
ハイパーモタード950ファミリーのメーターパネルには、4.3インチのTFTカラー液晶ディスプレイが標準装備されます。
さらに詳しく非常に軽量かつコンパクトなヘッドライトには、昼間の走行において他の車両からの視認性を高めるデイタイム・ランニング・ライト(DRL)が装備されています。
さらに詳しくハイパーモタード950ファミリーには、937ccL型2気筒ドゥカティ・テスタストレッタ11°エンジンの新バージョンが搭載されています。
さらに詳しくテスタストレッタ11°エンジンの圧縮比は13.3:1に設定され(以前のバージョンは12.6:1)、新しいエグゾースト・カム・プロファイルを採用するとともに、シート下には新しいエグゾースト・システムとサイレンサーが装着されています。
さらに詳しくエンジンには、セルフサーボ/アンチホップ機能を備えた湿式クラッチが装着されています。油圧システムにより、クラッチの操作力が軽くなりました。また、調整式のレバーも装備しています。
さらに詳しくギアボックスは、アップ/ダウン機能を備えたドゥカティ・クイック・シフトEVOシステム(DQS EVO)を搭載しています。専用のファイン・チューンが施されたこのギアボックスは、ハイパーモタード950にオプション設定されています(RVEおよびSPバージョンには標準装備)。このシステムは、リーン・アングルのデータを使用して、コーナリング中にシフト・チェンジを行う際に、モーターサイクルの安定性を最大限に高めます。DQS EVOは、シフト時間を短縮するだけでなく、クラッチを使わないでシフトダウンできるため、これまで以上に効果的にコーナー手前でブレーキングできるようになります。フル・ライド・バイ・ワイヤの採用により、シフトアップ時とシフトダウン時には異なる制御が行われます。シフトアップ時には点火時期を早めてインジェクションを調整する一方で、シフトダウン時にはスロットルの開度を制御します。
ギアボックスが改良されたことで、停止時により容易にニュートラルに入れることができるようになり、ギアチェンジの精度も高まっています。
さらに詳しく優れた安全性と高いブレーキ性能を実現するために、新型ハイパーモタード950には、3段階に調整可能なボッシュ製コーナリングABSシステムが搭載されています。
さらに詳しくレベル3の設定は、日常的な走行やグリップの少ない路面での使用を想定しています。どのような状況であっても、ブレーキは安全かつ安定しており、ハードなブレーキング時には、後輪のホイール・リフトを常に制御します。
レベル2は、レベル3と同様にフロントおよびリア・ブレーキの両方を制御しますが、後輪のホイール・リフトに対する介入をある程度制限することで、スポーティなブレーキングを可能にします。レベル2では、濡れた路面でも高い安全性を確保します。
レベル1では、フロントホイールに介入するコーナリング・システムがよりレーシーな設定となります。リアホイールでは、スポーツ・ライディングにおけるより優れたパフォーマンスを実現するために、スライド・バイ・ブレーキ機能が作動して、リアブレーキを安全に使用して、スライドしながらのコーナリングを許容します。レベル1では、後輪のリフトアップ防止機能が無効になります。
ハイパーモタード950に搭載されているDTC EVOは、より正確かつ迅速な介入を実現するアルゴリズムがベースとなっています。
さらに詳しくハイパーモタード950には、最新バージョンのドゥカティ・ウィリー・コントロールEVO(DWC EVO)も搭載されています。このシステムは、ボッシュ製6軸慣性測定ユニットが提供する情報を使用してウィリーを防止し、加速時にライダーが簡単かつ安全に最高のパフォーマンスを発揮できるようにします。
さらに詳しくハイパーモタード950には、Bluetoothテクノロジーを使用して、着信に応答したり、お気に入りの曲を再生したり、テキスト・メッセージを受信できるドゥカティ・マルチメディア・システム(DMS)に対応しています。
さらに詳しくハイパーモタード950ファミリーは、セクションによって径を変えたチューブを備えた新しいスチール製トレリス・フレームを採用したことにより、従来のモデルと比較して重量が1kg削減されています。
さらに詳しく25°のステアリングヘッド・アングル、104mmのトレール、30mmのオフセットによって、このモーターサイクルは、本来の俊敏性を損なうことなく、高い安定性と安全なコントロール性を実現しています。鋼管トレリス・フレームを採用したリア・サブフレームと接続されたメインフレームは、初代ハイパーモタードを想起させます。70°の広いステアリング・アングルは優れたハンドリングを可能にし、1,493mm(SPバージョンの場合は1,498mm)のホイールベースは、高速走行で最大の安定性を提供します。14.5リットルの燃料タンクは、美しい曲線を描くラインを損なうことなく、長い航続距離を実現しています。ハイパーモタード950には、片持ち式のアルミニウム製スイングアームが装着されています。
ハイパーモタード950は、新しいマルゾッキ製45mm径フルアジャスタブル・アルミニウム・チューブ&スタンション・フォークを装着しています。このフォークのホイール・トラベルは170mmで、以前のフォークと比べて500グラム軽量化されています。
さらに詳しくフロント・ブレーキは、5つのポジションに調整可能なレバーを備えた、ラジアル・ブレーキ・マスター・シリンダー付ブレンボ製M4.32 4ピストン・ラジアル・マウント・モノブロック・キャリパーを装着しています。
さらに詳しくハイパーモタード950は、Y字3本スポーク ホイールを装着しています。サイズはフロントが3.5インチ、リアが5.5インチです。タイヤは、ピレリ製ディアブロ・ロッソ3で、サイズはフロントが120/70 ZR17、リアが180/55 ZR17です。
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