ドゥカティは最近、近い将来さまざまなオフロードモデルを発売する計画を発表しました。そして、これらのモデルの開発計画の一環として、ドゥカティ・コルセのオフロード部門を創設し、2024年からイタリア国内のモトクロス選手権に参戦することを決定しました。2013年から2023年までドゥカティ・コルセ・スポーティング・ディレクターを務めたパオロ・チャバッティは、ドゥカティをオフロードの世界で成功させることを目標に、新しいドゥカティ・コルセ・オフロードのゼネラルマネージャーに就任しました。
ドゥカティ・デスモ450MXの開発は、イタリア選手権へのフル参戦という形で、イタリア・チャンピオンのアレッサンドロ・ルピノに託されました。さらに、テストライダーとして、モトクロス世界チャンピオンのアントニオ・カイローリも参加します。
アントニオ・カイローリは、1985年9月23日にパッティ（シチリア州メッシーナ県）で生まれ、これまでに9回のワールド・タイトル（その内の6回は2009年から2014年の連続タイトル）を獲得し、史上もっとも多くの勝利を挙げたモトクロス・ライダーの1人です。彼は史上もっとも成功したモトクロス・ライダーのリストでも2位にランクされています。さらに、カイローリは選手権で通算94勝を挙げ、史上最多勝利を誇る3人目のライダーとなりました。
2021年には、マッティア・ガダニーニ、アレッサンドロ・ルピノとともに、FIMが主催するモトクロスの国別対抗戦、モトクロス・オブ・ネイションズで優勝し、イタリアにワールド・チームタイトルをもたらしました。
アレッサンドロ・ルピノは、1991年1月15日にビテルボ（ラツィオ州）で生まれ、その長いスポーツ・キャリアの中で、2006 年に85ccクラスでヨーロッパ・タイトルとワールド・タイトルを獲得したほか、イタリアのチャンピオンにも8回輝いています。2014年には、イタリア警察のスポーツ部門であるFiamme Oroに加わりました。
2021年には、マッティア・ガダニーニ、アントニオ・カイローリとともに、FIMが主催するモトクロスの国別対抗戦、モトクロス・オブ・ネイションズで優勝し、イタリアにワールド・チームタイトルをもたらしました。
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