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SBK第11戦 ポルトガル・ラウンドのレース1で、スコット・レディングが最終ラップまで優勝争いを繰り広げて2位表彰台を獲得、リナルディは4位フィニッシュ

2021スーパーバイク世界選手権(SBK)第11戦のレース1が、10月2日にポルティマオ(ポルトガル)のアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで開催された。Aruba.it Racing -Ducatiチームのスコット・レディングは、このレースで2位表彰台を獲得し、マイケル・リナルディも4位でフィニッシュした。

  • スーパーポール結果

P1 – トプラク・ラズガットリオグル(Yamaha) 1分40秒219
P2 - ジョナサン・レイ(Kawasaki) +0.305
P3 - レオン・ハスラム(Honda) +0.561
P4 – スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati) +0.655
P5 - マイケル・ファン・デル・マーク(Yamaha) +0.754
P10 - マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing – Ducati) +1.186

  • レース1

P2 - スコット・レディングは、優勝するという強い決意を持ってこのレースに臨んだ。3周目のホームストリートでは、ジョナサン・レイ(カワサキ)とトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)の2台を見事にオーバーテイク。レイがクラッシュした後、イギリス人ライダーのレディングは、ラズガットリオグルと壮絶なバトルを演じて2位でチェッカーを受けた。これにより、レディングは、ライダーズ・ランキングで、2位との差を34ポイントに縮めることに成功した。
P4 - マイケル・リナルディはセンセーショナルなスタートを切り、最初のコーナーでポジションを5つジャンプアップ。その後も安定したペースで走行し、9周目にはアンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)とのバトルを制して3番手に浮上した。しかし、その2周後、他の4人のライダーとのバトルの最中に、他のライダーとの接触を避けるために1コーナーではらみ、トップグループから後退。それでもリナルディは集中力を維持して、4位でフィニッシュラインを通過した。

  • レース1結果

P1 - トプラク・ラズガットリオグル(Yamaha)
P2 - スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati)
P3 - ロリス・バズ(Ducati)
P4 - マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducati)
P5 - レオン・ハスラム(Honda)

スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #45) 2位
「いいレースだった。正直に言えば、優勝争いができるだけのペースがあるとは思っていなかった。トップに立った時は、後続マシンとのギャップを広げて、レイとラズガットリオグルがお互いにバトルをしてくれればよいと思った。最終ラップでは、トプラクと本当に激しい戦いとなった。明日は、さらにアグレッシブに攻めて優勝を目指したい」

マイケル・ルーベン・リナルディ(Aruba.it Racing – Ducatiチーム #21) 4位
「今日のレースは、接近戦となった。3番手争いをしていたので、この結果は少し残念だったが、他のライダーとの接触を避けるためにワイドに膨らみ、貴重な3秒を失ってしまった。いずれにしても、表彰台争いに加わることができたので、レースペースには満足している。明日は、表彰台に上がるために、マシンの戦闘力をもう少し引き上げる必要がある」