Aruba.it Racing – Ducatiチーム、アラゴンで開催された2日間のSBKオフィシャル・テストを完了

2020 スーパーバイク世界選手権(SBK)が再開し、へレス(スペイン:第2戦)とポルティマオ(ポルトガル:第3戦)でレースが行われた後、Aruba.it Racing - Ducatiチームは、今月末から9月初旬にかけて2連戦(第4戦と第5戦)が開催されるアラゴン(スペイン)に移動し、2日間のオフィシャル・テストに参加した。

スコット・レディングとチャズ・デイビスは、主にエルゴノミクス、マシンのセットアップ、ユーズド・タイヤの使用に焦点を当ててテストを実施し、それぞれ131ラップと120ラップを周回した。天候に恵まれた2日間のテストだったが、2日目の最終セッションでは突然の雨となり、恒例のタイムアタックを実施することはできなかった。 

スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducatiチーム ) 5番手(1分50秒335)
「収穫の多い2日間となった。ここアラゴンで行われる2連戦を見据えて、主にユーズド・タイヤに焦点を当てて作業を実施し、テスト初日から順調にマシンを進化させることができた。予選用のタイヤは試していないが、それは重要ではない。これから数日間は休暇を楽しんで、最高の状態でアラゴンに戻りたい」

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing - Ducatiチーム ) 6番手(1分50秒509)
「この2日間のテストには満足している。へレスとポルティマオでのレースを踏まえて、開発プログラムの一部となっていたソシューションをテストするチャンスもあった。多くの面で手ごたえを得ることができたが、マシンをさらに改善するにはどうしたらよいのか、今後の数日間で他のディテールを煮詰める必要がある。しかし、マシンのフィーリングはとても良い」