ドゥカティは、2021年に販売台数、売上高、営業利益の面で過去最高の業績を記録したことを3月に発表しました。そして今回、2022年の第1四半期にも、再び新記録を達成しました。2022年1月~3月に、ドゥカティは、2021年比5%増、2020年比40%増となる、合計1万3,450台のモーターサイクルをお客様に納車しました。
ドゥカティ・グローバル・セールスおよびアフター・セールス担当副社長、フランチェスコ・ミリチア:「第1四半期末時点のバックオーダーは、2021年同期と比較して83%増加しています。これは、最近発表された一連のニューモデルの販売が好調で、お客様に対する納車が既に始まっていることを示しています。第1四半期の新記録は、製品に対する高い需要を反映した結果であると同時に、世界的な半導体不足により、半導体を使用したすべてのモーターサイクル用コンポーネントの供給が大幅に制限されている中で達成されました。残念ながら、サプライチェーンの供給の遅延により、予定通りにモーターサイクルを納車することが困難な状態になっており、この場をお借りして、注文をいただいたお客様に対してお詫び申し上げます。私たちは、この状況を改善するために、最善を尽くしています」
イタリアでは、2022年第1四半期に2,544台(前年同期比8%増)のモーターサイクルを納車し、再び世界最大の市場となりました。2番目の市場はドイツで、納車台数は1,382台(同9%増)でした。フランスでは販売台数が大幅に増加し、2021年同期比29%増となる1,153台のモーターサイクルが納車されました。英国におけるセールスも好調で、納車台数は860台(同46%増)でした。ブラジルでは、241台(同21%増)のモーターサイクルをお客様にお届けしました。
もっとも人気の高いモーターサイクルはムルティストラーダV4で、2,456台が納車されました。次に、モンスター(1,868台)、ドゥカティ スクランブラー800ファミリー(1,557台)が続いています。