スーパースポーツ950は、一体型の圧力センサーを備えたボッシュ製9.1 MP マルチ・キャリブレーション付きABSシステムを組み合わせたブレンボ製ブレーキ・システムを採用しています。ボッシュ製9.1 MP ABSは、ホイール・ロックを防ぎ、リア・ホイールのリフトアップを防止して、最短の制動距離と優れた安定性を確保します。
さらに詳しく- 110 ps 最高出力
- 9.4 kgm 最大トルク
- 202 kg 乾燥重量
スーパースポーツ950のエレクトロニクス・パッケージは、以下から構成されています。
エレクトロニクス・コントロール
スーパースポーツ950は、ボッシュ製6軸慣性プラットフォームをベースにした、モダンで洗練されたダイナミクスを実現するエレクトロニクスを特徴としています。このシステムは、モーターサイクルのロール角、ヨー角、ピッチ角を即座に検知することが可能です。
スーパースポーツ950のエレクトロニクス・パッケージは、以下から構成されています。
各コントロール・システムの作動パラメーターは、3つのライディング・モード(スポーツ、ツーリング、アーバン)に合わせて予め設定されています。ライダーは、ライディング・スタイルに合わせてパラメーターを調整したり、デフォルト設定に戻したりすることができます。
スーパースポーツ950は、一体型の圧力センサーを備えたボッシュ製9.1 MP マルチ・キャリブレーション付きABSシステムを組み合わせたブレンボ製ブレーキ・システムを採用しています。ボッシュ製9.1 MP ABSは、ホイール・ロックを防ぎ、リア・ホイールのリフトアップを防止して、最短の制動距離と優れた安定性を確保します。
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希望するライディング・モードを選択することによって、3つのABSレベルを切り替えることが可能です。これによって、ライディング・コンディションに合った最適な設定を選ぶことができます。
レベル1は、グリップの高い路面で使用することが推奨されます。これは、サーキット走行に適した設定で、ABSはフロントのみで作動し、コーナリング機能とリア・ホイールのリフトアップ防止機能は無効になります。レベル1は、どのライディング・モードにも設定されていないため、ライダーが希望する場合は、専用のメニューを介して、好みのライディング・モードに関連付けることができます。
レベル2では、ボッシュ製ABSは、フロントおよびリア・ホイールで作動し、リア・ホイールのリフトアップ防止機能も有効になります。
レベル3では、ブレーキに対する介入頻度と、リフトアップ防止機能が最大限に高められます
アップ/ダウン機能を備えたDQS EVOは、瞬時のシフトを実現するだけでなく、クラッチを使用せずにシフトダウンすることが可能なため、ライダーはブレーキングに集中することができます。このシステムは、アップシフトとダウンシフトで別々に機能します。シフトアップ時には、点火時期を進角させて燃料噴射量を調整する一方で、シフトダウン時には、フル・ライド・バイ・ワイヤ・システムとの統合により、スロットル・バルブの開放も制御します。DQS EVOはまた、リーンアングルに関する情報を活用して、コーナリング中のシフトにおけるモーターサイクルの安定性を最大限に高めます。
ドゥカティ・ライディング・モードは、エンジン・パラメーターと電子制御システムの様々なモードを予め設定することによって、モーターサイクルの特性を、ライディング・スタイルや走行条件に適合させるシステムです。スーパースポーツ950には、スポーツ、ツーリング、アーバンと呼ばれる3つのライディング・モードが用意されています。これらのライディング・モードは、ライド・バイ・ワイヤ・システムと連動して、パワーと出力特性を変更し、ボッシュ製ABS、DTC、DWCの介入レベルを変化させ、DQSアップ/ダウンの作動を管理します。
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ライディング・モードの変更は、専用のボタンを押すことでライディング中でも簡単に実行できますが、各ライディング・モードに予め割り当てられたパラメーターの変更は、安全上の理由からモーターサイクルが停止している場合にのみ実行できます。“デフォルト”オプションを使用すると、いつでも簡単に初期設定に戻すことができます。
スポーツ
スポーツ・ライディング・モードを選択すると、スーパースポーツ950のポテンシャルを最大限に発揮することができます。最高出力は110psに設定され、スロットルを開けたときのレスポンスはダイレクトなものとなり、DTCは介入度の低いレベル3に設定され、ボッシュ製ABSはレベル2に、リア・ホイールのリフトアップ防止機能は中程度の設定となります。
ツーリング
ツーリング・ライディング・モードは、パフォーマンスと快適性のバランスを重視したモードです。エンジンはフルパワー(110ps)を発生しますが、スロットルを開けたときのレスポンスは、より穏やかなものとなり、DTCシステムの介入度は中程度となり(レベル4)、ボッシュ製ABSは制動時の安全性を最大限に重視するレベル3に設定されます。
アーバン
アーバン・ライディング・モードは、グリップの低い路面向けに設計されています。最高出力は75psに制限され、スロットルを開けたときのレスポンスは、より穏やかなものとなり、DTCの介入頻度が高まり(レベル6)、ボッシュ製ABSはレベル3に設定されます。
スーパースポーツ950のヘッドライトには、新しいフルLEDユニットが採用されています。このヘッドライトは、スーパースポーツとパニガーレを視覚的にリンクするように注意深くデザインされ、一目でそれがドゥカティのモーターサイクルであると認識することができます。フロント・ヘッドライトには、特徴的なLEDデイタイム・ランニング・ライト(DRL)が採用され、昼間でも他の車両からの高い視認性を確保すると同時に、その独自の形状により、パニガーレ・ファミリーとの繋がりも感じることができます。DRLは、光を均一に拡散するオパールを使用した洗練された構造になっています。
さらに詳しく新しいアップデートにより、スーパースポーツ950は、デザインがさらにスポーティになっています。また、標準装備を充実させたことにより、これまで以上に楽しいバイクになり、より扱いやすく、より安全で、より快適なモーターサイクルに仕上がっています。