ドゥカティ、2021年の売上高、営業利益、販売台数を発表

ドゥカティは、好調なセールスに加え、過去最高の売上高と営業利益を達成して、2021年を締めくくりました。

イタリアのボローニャを本拠地とするドゥカティは、世界中のお客様に、2020年(4万8,042台)と比較して20%増、2019年(5万3,183台)と比較して12%増となる、過去最高の5万9,447台のモーターサイクルを販売しました。 

売上高でも新記録を達成し、2020年(6億7,600万ユーロ)と比較して30%増、2019年(7億1,600万ユーロ)と比較して23%増となる、8億7,800万ユーロを記録しました。営業利益は6,100万ユーロに達し、2020年(2,400万ユーロ)と比較して154%、2019年(5,200万ユーロ)と比較して18%の成長を遂げました。営業利益率は7%で(2020年:4%; 2019年:7%)、パンデミック前の水準に戻っています。

さらに、ドゥカティは、将来的な技術開発、製品、革新的プロセスに対する投資を、すべて自己資金で調達することに成功しました。

これらの結果はすべて、供給危機およびコンポーネント不足による困難な状況の中で達成しました。ドゥカティは、フォルクスワーゲン・グループの支援も受けながら、これらの問題に継続的に取り組んでいます。

  

クラウディオ・ドメニカーリ、ドゥカティ最高経営責任者(CEO):「今回の財務結果に関して、ウクライナで進行中の紛争を考慮せずにコメントすることは困難です。暴力を止め、紛争を解決するために外交交渉に復帰することで、このような戦争行為ができるだけ早く終結することを心から望んでいます。ここ数年は、非常に複雑な状況の年が続いており、その間、業界のすべてのプレイヤーと同様、私たちも現在進行中の供給危機に関連する困難に直面しています。しかし、優れた柔軟性とパートナーや労働組合との継続的な対話により、記録的な数の熱心なお客様を満足させると同時に、財務実績においても優れた数値を達成することができました。これらの成果は、ボルゴパニガーレのドゥカティ本社、世界中の子会社やディーラー、厳選された一流のサプライヤー・グループで働くすべての従業員の献身的な努力の賜物です。彼らの情熱と仕事への取組み、そしてドゥカティのモーターサイクルを選択し、私たちを信頼してくれたすべてのドゥカティスタに感謝したいと思います」

ヘニング・イェンス、ドゥカティ最高財務責任者(CFO):「ウクライナで進行中の戦争の影響を考慮せずに、2021年の業績についてコメントすることは不可能です。この問題は、サプライチェーンや市場のあらゆる種類の混乱を含めて、ヨーロッパ経済を超えて、大きな影響を与える可能性があります。この紛争は、ビジネス関連の考慮事項だけでなく、人々の間に耐え難い大惨事を引き起こしています。私たちは、この地域が平和な状態に戻る方法を摸索するために、すべての国際的な取り組みを支援します」

「2021年の業績に関しては、非常に困難な状況にもかかわらず、ドゥカティは売上高と営業利益の面で記録的な結果を出し、パンデミック前の収益性レベルに完全に回復して、1年を締めくくりました。サプライチェーンと生産部門が外部的混乱による深刻な影響を受けていたことを考えると、これはドゥカティ・グループ全体にとって目覚ましい成果といえるでしょう。さらに、財務実績の改善と正味運転資本を最適化したことで、引き続き堅調なキャッシュフローを維持しています。この強固な財政基盤に基づき、私たちは完全に自己資金で、将来の成長プランへの投資を強化していきます。これには、新しい顧客セグメントを獲得するための製品ポートフォリオのさらなる拡大と、世界規模のディーラー・ネットワークの継続的な開発が含まれます」

ドゥカティは昨年、世界における存在感をさらに高めるために、主要な地域に84の新しいディーラーを開設し、現在世界90か国以上に790のディーラーを擁するグローバルなディーラー・ネットワークを拡充しています。

2021年、ドゥカティの従業員数は初めて1,900人を超えました。優れた労働条件、ますます高まる多様性や異なる文化が混在する職場環境の尊重、ドゥカティが従業員に提供する効率的なスマートワーク組織モデルなどにより、ドゥカティは、8年連続でイタリアのトップエンプロイヤー認定を取得しました。

ドゥカティは、今年も再びMotoGP世界選手権に参戦します。3月6日には、カタールで開幕戦が開催されました。ドゥカティは、2020年と2021年に、2年連続でコンストラクターズ・タイトルを獲得しています。ドゥカティは、4月に始まるスーパーバイク世界選手権(SBK)にも参戦します。

2021年末には、MotoGP世界選手権の電動クラスに参戦するマシンを開発することを発表し、電動化の時代の幕が開きました。2023年シーズンからはFIM Enel MotoE World Cup用のマシンを製造する唯一のサプライヤーになります。ドゥカティは、長年にわたってレースをテクノロジーの実験室として活用し、そのノウハウを生産車へとフィードバックしてきました。この伝統は、この分野にも受け継がれます。

ドゥカティは、ドゥカティ・ワールドプレミア2022で、デザートXを発表し、ミッドレンジ・エンデューロ・モーターサイクルの新たなセグメントに参入しました。同時に、パニガーレV4にも、2022年モデルのアップデートが施されました。これにより、パニガーレV4は、これまでに生産されたモーターサイクルの中で、もっともMotoGPマシンに近い存在となり、ドゥカティ・ブランドがそのルーツとスポーティなアイデンティティを失うことなく、その地平を広げる方法を示しました。 

将来的には、野心的な成長路線に向けてさらなる投資を行い、ドゥカティのコア・バリューである、「スタイル、洗練、パフォーマンス、信頼」に基づきながら、製品ラインナップをさらに拡充します。その目標は、情熱的なお客様に、紛れもないイタリアン・スタイル、美しいデザイン、最先端のテクノロジー、最高のパフォーマンスを組み合わせた製品と体験を提供することです。