サスペンション・ストロークは、標準バージョンに対して20mm増加しました(フロント:250mm、リア:240mm)。さらに、KYBと共同開発した、48mm径クローズド・カートリッジ・フロントフォークと46mm径リアショックを装備しています。デザートXラリーは、MXバイクやエンデューロ・バイクで採用されているテクノロジーを導入し、過酷なオフロード走行でも安定した挙動と必要なサポートを提供します。
砂漠で生まれ、オフロードで育ったデザートXラリーは、プロフェッショナルな最先端の装備を搭載し、ライダーとともに究極のアドベンチャーに挑戦します。
DesertX Rallyで行くアトラス山脈の冒険をお楽しみください。
サスペンション・ストロークは、標準バージョンに対して20mm増加しました(フロント:250mm、リア:240mm)。さらに、KYBと共同開発した、48mm径クローズド・カートリッジ・フロントフォークと46mm径リアショックを装備しています。デザートXラリーは、MXバイクやエンデューロ・バイクで採用されているテクノロジーを導入し、過酷なオフロード走行でも安定した挙動と必要なサポートを提供します。
デザートXラリーは、ソリッドハブから機械加工され、より軽量でテクニカルなホイール、カーボンスチール・スポーク、優れた耐久性を誇るタカサゴEXCELリムにより、オフロードをこれまで以上に軽快に走ることができます。
フロントホイールのサイズは21x2.15インチで変更ありませんが、リアホイールのサイズは標準バージョンより幅の狭い18x4インチに変更されています。
デザートXラリーは、専用ホイール、カーボンファイバー製サンプガード、ビレットアルミニウム製リアブレーキとギアシフト・レバーにより、よりオフロード指向になっています。重量は、デザートXの標準バージョンとほぼ同じ(1kg増加)ですが、そのセンセーショナルな走行感覚は全く異なっています。
デザートXラリーは、最先端のオフロード・コンポーネントを装備し、オフロードをさらに軽快に走ることができます。フロント・ブレーキラインを分割したことにより、ハイポジション・フロントフェンダーの装着が可能になりました。オーリンズ製ステアリングダンパーは調整可能で、ハンドルバーに直接取り付けられます。
ギアシフト・レバーとリアブレーキ・ペダルはビレットアルミニウム製です。サンプガードは鍛造カーボン製で、デザートXの標準バージョンよりも耐久性があり、ドゥカティ・パフォーマンス・アクセサリーとして入手可能なサンプガードよりも軽量です。
着色したプラスチックは、塗装されていないため、傷が目立ちにくいという特徴があります。グラフィックは粘着性のある厚手のPVCを使用することにより、バイクの表面をより良く保護し、カスタマイズの幅を広げます。
新しいカラーリングとグラフィックは、アントワーヌ・メオが、ヨーロッパ最大級のエンデューロ・イベント、アイアンロード・プロローグで勝利を収めたデザートXにヒントを得ています。
| DesertX Rally | |
|---|---|
| エンジン | |
| 型式 | テスタストレッタ11°、L型2気筒、デスモドロミック・バルブ駆動システム、気筒あたり4バルブ、水冷 |
| 排気量 | 937 cc |
| ボアXストローク | 94 x 67.5 mm |
| 圧縮比 | 13.3:1 |
| 最高出力 | 110 ps (81 kW) @ 9,250 rpm |
| 最大トルク | 92 Nm (9.4 kgm) @ 6,500 rpm |
| 燃料供給装置 | ボッシュ製電子燃料噴射システム、53mm径スロットルボディ、ライド・バイ・ワイヤ・システム |
| エグゾースト | ステンレス・スチール製シングル・サイレンサー、触媒コンバーター、O2センサー×2 |
| トランスミッション | |
| ギアボックス | 6速、ドゥカティ・クイック・シフト・アップ/ダウン |
| 1次減速比 | ストレートカットギア、減速比 1.85: 1 |
| ギアレシオ | 1速2.714 2速1.824 3速1.400 4速1.182 5速1.043 6速0.958 |
| 最終減速 | チェーン: フロントスプロケット 15T、リアスプロケット 49T |
| クラッチ | 湿式多板 油圧式 セルフサーボ/スリッパークラッチ機構付 |
| シャシ | |
| フレーム | スチールパイプ・トレリスフレーム |
| フロントサスペンション | KYB製 48mm径 倒立フォーク、クローズド・カートリッジ、アジャスタブル (コンプレッション/リバウンド)、アウターチューブにカシマ・コーティング、インナーチューブにDLC処理 |
| フロントホイール | スポーク・ホイール 2.15x21インチ |
| フロントタイヤ | ピレリ製スコーピオン・ラリー STR 90/90 - 21 M/C 54V M+S TL (A) |
| リアサスペンション | KYB製モノショック、46mm径ピストン、フルアジャスタブル(高速・低速コンプレッション、リバウンド)、リモート・プリロード調整、アルミニウム製両持ち式スイングアーム |
| リアホイール | スポーク・ホイール 4x18インチ |
| リアタイヤ | ピレリ製スコーピオン・ラリー STR 150/70 R18 M/C 70V M+S TL |
| ホイールトラベル(フロント/リア) | 250 mm / 240 mm |
| フロントブレーキ | 320mm径アルミニウム製フランジ・セミフローティング・ダブルディスク、ブレンボ製ラジアルマウント・モノブロック4ピストン・キャリパー、ボッシュ製コーナリングABS |
| リアブレーキ | 265mm径ディスク、ブレンボ製2ピストン・フローティング・キャリパー、ボッシュ製コーナリングABS |
| メーターパネル | 5インチ TFTカラー・ディスプレイ |
| 寸法および重量 | |
| 装備重量(燃料を除く) | 211 kg |
| シート高 | 910 mm
880 mm(ローシート・アクセサリー装着時) |
| ホイールベース | 1,625 mm |
| 最低地上高 | 280 mm |
| キャスター角 | 27.6° |
| トレール | 122 mm |
| 燃料タンク | 21 リットル |
| 乗車定員数 | 2 |
| 装備 | |
| 安全装備 | ライディングモード、パワー・モード、エンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)、コーナリングABS、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)、ドゥカティ・ブレーキ・ライト(DBL) |
| 標準装備 | ドゥカティ・クイック・シフト(DQS)アップ/ダウン、クルーズコントロール、フルLEDライティング・システム、DRL、USB電源ソケット、12V電源ソケット、オートキャンセル式ターンインジケーター、オーリンズ製アジャスタブル・ステアリング・ダンパー |
| メーカー保証 | |
| 保証 | 2年間、走行距離無制限 |
| メインテナンスサービス・インターバル | 15,000 km /24ヶ月 |
| バルブクリアランス調整 | 30,000 km |
| Emissions and Consumption | |
| 規制 | ユーロ5 |
| CO2 Emissions | 133 g/km |
| Consumption | 5.6 L/100 km |
| エミッションノート | ユーロ5規制対応国のみ |
| 規制、燃費、CO2排出量 | |
| 注 | モーターサイクルの仕様および装備は市場によって異なる場合があります。詳細は、地域のディーラーにお問い合わせください。 |
現在、さまざまなセグメントのモーターサイクルに標準装備されている電子制御システムの多くは、ドゥカティが最初に導入したものです。ドゥカティは、長年にわたって、この分野でもっとも先進的な企業としてのポジショニングを確立しています。継続的な改善と革新的テクノロジーの追求により、ドゥカティ・モーターサイクルの安全性、快適性、パフォーマンスは年々向上しています。
アイコンをクリックして、DesertX Rallyの特徴をご覧ください。
もっとも過酷なオフロードに挑戦するために開発されたデザートXは、他のドゥカティと同様に、高い機能性、高度な専門知識とテクノロジー、優れた効率性を備えたスポーツ・ツールです。
マルチタイトル・チャンピオンのアントワーヌ・メオとパトリック・ナイサーが駆るデザートXが、2016年のムルティストラーダ1260 と同じように、ヨーロッパ最大級のエンデューロ・イベント、エルズベルグロデオで主役を演じました。
サイティング・ラップからレースのハイライトまで、ドゥカティ・ライダーの走りをお楽しみください。
アントワーヌ・メオは、超高速の登り(13.5kmの距離で600m以上の標高差)を特徴とし、単気筒および2気筒バイクで争われるレース、アイアンロード・プロローグを制覇しました。その結果、ドゥカティ・デザートXは、ミタスロケットライドのスーパーファイナルの出場権を獲得した唯一の2気筒バイクとなりました。
エルツベルグロデオへ参戦したアントワーヌ・メオとパトリック・ナイサーは、その経験を活かし、北アフリカでもっとも過酷で印象的なルートのひとつ、トドラ渓谷からマラケシュまでのルートを走破する新たな旅に挑戦することを決意しました。
古代、サハラ砂漠からモロッコに到達するには、トドラ渓谷を旅することが唯一の方法でした。旅人にとって、このルートは岩山の道を進む、神聖な挑戦となります。
フォトギャラリーで、この冒険を追体験してください。この素晴らしい台地と、大地震が発生するほんの数日前に、私たちを暖かく歓迎してくれた素晴らしい人々に敬意を表します。私たちは、困難な状況に遭遇している彼らに、希望のメッセージを送ります。