パニガーレV2のABSシステムはコーナリング機能を備えており(モーターサイクルが傾いていてもABSが作動)、パニガーレV4と同じ介入ロジックと制御を特徴としています。
Read more- 159 ps 最高出力
- 13.1 kgm 最大トルク
- 218 kg 乾燥重量
2気筒エンジンを搭載したパニガーレに、徹底的な改良が施されました。このニューモデルは、パニガーレV2という名称に変更され、まったく新しいデザインを採用し、6軸慣性プラットフォームをベースにした洗練された電子制御システムを搭載しています。より快適になったライダー・シートとサスペンション設定により、これまで以上に楽しい走りと扱い易さを実現しながら、より安全性の高いスポーツ・パフォーマンスを提供します。
ドゥカティの2気筒ファンであれば、パニガーレV2という名称を聞いただけで、このモデルが955ccスーパークアドロ・エンジンを搭載していることが分かるでしょう。
ドゥカティ社CEOクラウディオ・ドメニカーリが語る新しいドゥカティの2気筒スーパーバイク(英語)
パワーとエレガンスの完璧な融合
新型パニガーレV2のデザインは、パニガーレV4のスタイルを再解釈し、コンパクトな2気筒スーパークアドロ・エンジンと959パニガーレのタンクを巧みに組み合わせています。その結果、伝統的なドゥカティ・スーパーバイクのスタイルを纏い、圧倒的なパワーを明確に伝えるクリアなラインを特徴とする、力強くコンパクトなモーターサイクルに仕上がりました。
パニガーレV2は、すべてのドゥカティ・ハイエンド・スポーツ・モデルに装着されている、片持ち式アルミニウム製スイングアームを備えています。洗練されたモノコック・フレームを優しく包み込むフェアリングは、デスモセディチ・ストラダーレ・エンジンと比較して、よりコンパクトなスーパークアドロ2気筒エンジンを搭載したボディのハイライトとなっています。
フロント・エンドを見ると、2つの大きなエア・インテークが圧倒的な存在感を放ち、その上部にはフルLEDヘッドライトが組み込まれています。新しいエア・インテークは、新設計されたダクトを介して、従来のエア供給経路と接続されています。新たなデザインにより、エアの供給量は同じでも、以前のモデルよりも圧力損失が少なくなり、吸気効率が向上しています。
ヘッドライトは、特にモーターサイクルが停止している場合に、エア・インテークからより多くのエアを取り込むという明確な目標に従ってコンパクト化されています。エア・インテークの下側にある2つの特別な形状のリムが、エアの流れを加速します。フルLEDヘッドライトは、エア・インテーク上部に設置された2分割式デイタイム・ランニング・ライトと、コンパクトなロービーム/ハイビームLEDモジュールから構成されています。
“ダブル・レイヤー”フェアリング
フェアリングは、上方に伸びて2つの頑丈なストラットを介してタンクと結合しているメインレイヤーと、エアベントとしても機能するセカンダリー・レイヤーによる、“ダブル・レイヤー”構造が採用されています。この“ダブル・レイヤー”構造は、歴代ドゥカティ・フルカウル・スポーツ・バイクのクリーンなラインを思い起こさせます。フェアリング下部は、エンジン下に設置されたサイレンサーと視覚的に融合し、右側には非常にコンパクトなエンドパイプが伸びています。
完璧なドゥカティ・スタイル
スチール製トレリス・サブフレーム上に構築されたリア・セクションには、リア・シリンダーからテールピースへと繋がるプラスチック製カバーが装着され、ウィング形状のスポイラーを連想させるデザインが採用されています。
テール・エンドには、ウィング形状のフルLEDテールライトが組み込まれています。このテールライトは、一体型のコンポーネントですが、ドゥカティ・スポーツバイクの伝統に従って2つライトに分割されています。パニガーレV2は、伝統的なドゥカティ・レッドのカラーリングに、パニガーレV4からヒントを得た新しいデザインの5本スポーク・ホイールを組み合わせています。
スーパークアドロ:ドゥカティ2気筒エンジン
955ccの2気筒スーパークアドロ・エンジンは、ユーロ5規制に適合しています。959パニガーレのエンジンと比較すると、最高出力が5ps、最大トルクが2Nm、それぞれ増加しています。エンジン下には、新しいコンパクトなエグゾースト・サイレンサーを備えています。
この2気筒エンジンの最高出力は155ps@10,750rpm、最大トルクは104Nm@9,000rpmで、公道ではスムーズなパワー・デリバリーを提供する一方で、サーキットでは圧倒的なパワーを発揮して、あらゆる状況下でコントロールすることが可能です。
パフォーマンスの向上:新しいインジェクターとインテーク・ダクト
パフォーマンスの向上は、主に新しいインジェクターとインレット・ダクトによって達成しています。インジェクターは、各シリンダーに2つ(スロットル・バタフライの上下)設置され、より大型化されて角度が見直されています。新しいインレット・ダクトのエア供給量は以前と同じですが、圧力損失が削減されて、吸気効率が向上しています。楕円スロットル・ボディの寸法は、62mm径相当で以前のユニットと同じです。スロットル・ボディは、フル・ライド・バイ・ワイヤ・システムを介して互いに独立して制御されます。
サイレンサー
新しいサイレンサーは内部構造が変更され、排圧は従来と同じですが、ノイズ・ピークを軽減しています。これにより、ユーロ4規制に適合した959パニガーレのサイレンサーと比較して、大幅にコンパクトに仕上がっています。新しいサイレンサーは、ユーロ5規制への適合を可能にする、より大型の2つの触媒コンバーターも内蔵しています。
90°シリンダー
パニガーレV2では、エンジンはフレームのストレス・メンバーとして機能します。90°のバンク角を備えたシリンダーは、クランクシャフト軸に沿って後方に傾けて搭載されています。その結果、フロント・シリンダーと水平面の間の角度は21°となっています。2つのシリンダー・ヘッドとアルミニウム製のトップカバーは、メカニカルノイズを低減するためのリブを備えています。クランクケースは、Vacural®テクノロジーを使用した真空ダイカスト法によって重量が最適化され、肉厚を一定に保ちながら強度も高まっています。クランクケース・カバー、クラッチ・カバー、サンプは、すべてダイカスト・アルミニウム製です。
スーパークアドロ・エンジンは、クランクシャフトの支持にプレーンベアリングを使用しています。このプレーンメタルは、クランクケース内のオイルラインを介して加圧オイルで潤滑されます。これにより、クランクケースの潤滑を効率的に行い、MotoGPマシンのエンジンと同様、コンロッド・ケーシングの圧力を下げるローブポンプを設置することによって、オイルの迅速な回収を実現しています。クランクシャフトに接続されたギアトレインによって駆動されるこのポンプは、ピストン裏側のクランクケース室を制御された一定の低圧状態に維持することで、高回転域におけるピストンやコンロッドの回転による抵抗を減らし、あらゆるエンジン回転域で効率的なオイルの回収が可能になっています。
圧縮比は12.5:1に設定されています。排気量は955cc、ボアXストロークは100mmX60.8mmです。これによって、扱い易さとスムーズなパワー・デリバリーが両立しています。100mm径のボアを採用することにより、バルブの直径を大きくすることが可能になっています。インテークバルブの直径は41.8mm、エグゾーストバルブは34mmです。バルブは、レースからフィードバックされた“スーパー・フィニッシュド”ロッカー・アームを備えたデスモドロミック・システムによって駆動されます。また、摩擦を低減して疲労強度を高める、特別なダイヤモンド・ライク・カーボン(DLC)コーティングも施されています。
トランスミッションは、ドゥカティ・クイック・シフト・アップ/ダウンEVO 2システムとオイルバス・クラッチを備えた(湿式)6速ギアボックスを採用しています。クラッチはスリッパー機能に加え、エンジンの駆動トルクで摩擦プレートを圧着するプログレッシブ・セルフサーボ機構を備えているため、軽い力でクラッチを操作することが可能です。
快適性と安全性が向上
パニガーレV2は、959パニガーレと比較して、エルゴノミクスがさらに洗練された結果、快適性が向上しています。新しいシートにより、ライダーの縦方向の動きに対する自由度が高まる一方で、厚さが5mm増加した新しいシート・パッドの採用により乗り心地も向上しています。フットペグ・ポジションは、変更されていません。
モノコック・フレーム
パニガーレV2のコンパクトで高強度のダイカスト・アルミニウム製モノコック構造は、スーパークアドロ・エンジンをフレームのストレス・メンバーとして使用します。
シリンダー・ヘッドに直接固定されたモノコックは前方に伸びて、2つのアルミニウム製ブッシュに挟まれたステアリングヘッド・ベアリングを収納しています。モノコックは、フレームとしてだけでなく、エアボックスの機能も備えています。ここには、エア・フィルターだけでなく、スロットル・ボディとインジェクターを含む燃料回路も収められており、スチール製燃料タンクの底面で密閉されています。
ステアリング・ジオメトリーは、キャスター角が24°、トレールが95mmに設定されています。以前の両持ち式スイングアームは、洗練されたフル・ダイカスト・アルミニウム製の片持ち式スイングアームに変更されています。ホイールベースは1,436mmで、重量配分はフロントが52%、リアが48%です。
サスペンション
パニガーレV2には、フロントには、ショーワ製43mm径BPFフォークが採用されています。このフロント・フォークは、スプリング・プリロード、伸び側/縮み側の減衰力の調整が可能なフル・アジャスタブル・タイプです。ショーワ製ビッグ・ピストン・フォーク(BPF)によって、低速域におけるダンピング・コントロール(応答性)が大幅に向上し、低いオイル受圧を実現すると共に、伸び側/縮み側減衰コントロールに必要とするフルード量が削減されています。その結果、サスペンション性能が向上し、一般的なフロント・フォークと比較して重量が大幅に削減されています。さらに、ザックス製ステアリング・ダンパーも装備しています。
リア・サスペンションは、フル・アジャスタブル・タイプのザックス製モノショックを採用しています。このショック・アブソーバーは、プログレッシブ・リンケージを介して、ダイカスト・アルミニウム製片持ち式スイングアームの動きに反応します。ショック・アブソーバーはボディ側面に取り付けられているため、伸び側/縮み側の減衰力、スプリング・プリロード調整用のユニットに容易にアクセスすることができます。
ホイール&タイヤ
パニガーレV2には、フロント3.5インチ幅、リア5.5インチ幅の5本スポーク・ホイールが装着され、ピレリ製ディアブロ・ロッソ・コルサIIタイヤと組み合わされています。サイズは、フロントが120/70 ZR17、リアが180/60 ZR17です。
ピレリ初のモーターサイクル用マルチコンパウンド・タイヤであるディアブロ・ロッソ・コルサIIは、サーキットのパフォーマンスと公道走行時の耐久性を兼ね備えており、パニガーレV2に最適な選択肢となっています。マルチコンパウンド技術は、ピレリがタイヤを供給しているスーパーバイク世界選手権(SBK)における経験から開発されました。3つのアプリケーション・ゾーンを備えたデュアル・コンパウンド・フロント・タイヤ、5つのアプリケーション・ゾーンを備えたトライ・コンパウンド・リアタイヤにより路面との接触面が最適化され、あらゆるバンク角およびドライ/ウェットのあらゆる路面条件下で、最高レベルのグリップを実現しています。
スリック・ショルダーゾーンを備えた新しいトレッドパターンは、路面との接触面を最適化し、より均一な摩耗を実現します。プロファイルと構造もレースからフィードバックされたもので、コーナリング時の俊敏性と“フィール”を最大化するように設計されています。
最新世代のテクノロジーとエレクトロニクス
ハイエンド・レーシングバイクのDNAを受け継ぐパニガーレV2には、6軸慣性プラットフォームに基づく最先端のエレクトロニクス・システムが装備されています。
新しいエレクトロニクス・パッケージには、コーナリングABS、ドゥカティ・クイック・シフト・アップ/ダウン、ドゥカティ・トラクション・コントロール、エンジン・ブレーキ・コントロール、ドゥカティ・ウィリー・コントロールが含まれ、アクティブ・セーフティのレベルをさらに引き上げています。
また、ドゥカティの他のモデルと同様、すべてのコントロールは3つのライディング・モード(レース、スポーツ、ストリート)に統合され、パニガーレV4からヒントを得た4.3インチTFTカラー液晶ディスプレイを介して変更することができます。モードの変更は、メニューから簡単に行うことができ、現在選択されているライディング・モードを瞬時に読み取ることが可能です。
パニガーレV2のABSシステムはコーナリング機能を備えており(モーターサイクルが傾いていてもABSが作動)、パニガーレV4と同じ介入ロジックと制御を特徴としています。
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コーナリングABS EVOは、3つの異なるレベルに設定することが可能で、たとえグリップ・レベルが低くても、サーキットおよび公道のあらゆる状況でライダーのニーズを満たします。
レベル3は、公道走行時やグリップの低い場所で使用することを想定しており、安全かつ安定したブレーキを実現し、ハード・ブレーキング時における後輪のリフトアップを常に制御します。レベル2および1は、制動力を優先し、グリップの高い路面またはサーキットでの使用を意図しています。
レベル2は、一般ライダーがサーキットを走行する場合に推奨されます。システムは、フロントとリアの両方のブレーキシステムを制御して、コーナリング機能をオンの状態に保ち、リフトアップ制御を無効にして、よりハードなブレーキングを可能にします。レベル2を選択すると、スライド・バイ・ブレーキ機能が有効になり、コーナーで、豪快、効率的かつ安全にドリフト走行を行うことができます。
レベル1は、エキスパート・ライダーがサーキットで使用することを想定しているため、どのライディング・モードでもデフォルト設定にはなっていません。このレベルでは、レース仕様のABSが前輪のみに介入します。パフォーマンスを最大化するため、コーナリング機能とリフトアップ防止機能の両方が無効になっています。
新しいドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)EVO 2の制御ストラテジーは、MotoGPマシンのドゥカティ・デスモセディチGP18からフィードバックされたものです。
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6軸慣性測定ユニット(IMU)との連携、ホイールスピンとリーンアングルに基づいた介入制御に加え、このソフトウェアは、新たに導入された“予測的に”作動する制御ストラテジーにより、コーナー出口でのパワーコントロールが飛躍的に向上しています。このストラテジーは、瞬間的なリアホイール・スピンを検知するだけでなく、その変化に基づいて機能することで、グリップが失われる状態をいち早く検知して作動することにより、ホイールスピンのピーク値を減少させて、より早く、より滑らかな介入を実現しています。それによって、たとえグリップが最適な状態ではない場合でも、コーナー出口での安定性が高まり、ラップタイムが向上して、長距離走行時のパフォーマンスが改善します。
DTC EVO 2システムは、点火タイミングの進角とインジェクションを制御することに加え、迅速な介入を必要としないすべての状況において、スロットルボディ・バルブを使用して理想的な燃焼パラメーターを維持することにより、より滑らかなエンジン・レスポンスとコントロール性を実現しています。
DTC EVO 2は8つのレベル(ドライ・コンディション用に6レベル、ウェット・コンディション用に2レベル)に設定することが可能で、パフォーマンスを最大化するため、ライディング・スタイルと路面のグリップ状態に合わせて制御ストラテジーを適合させることができます。
パニガーレV2には、最新バージョンのドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)EVOも搭載されています。このシステムは、ボッシュ製6軸慣性測定ユニット(6D IMU)から提供されるデータを使用して、ウィリーの発生を制御しながら、最大の加速を簡単かつ安全に実現します。
Read moreエンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)システムは、極限状態のターンインにおいて、エンジン・ブレーキが激しくかかった状態でリアタイヤに作用する力をバランスさせることで、マシンの安定性を確保してライダーをサポートします。
Read moreライディング・モードは、事前に設定された3つのライディング・スタイルを提供し、パニガーレV2のパフォーマンスを、ライダーの好み、サーキット/路面、天候条件に合わせて変化させることができます。
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各ライディング・モードは、異なる制御パラメーターが設定されています。異なるライディング・モードを選択すると、エンジンと電子制御システムの“キャラクター”が瞬時に変更されます。
レース・ライディング・モード
レース・ライディング・モード:その名称が示すように、レース・ライディング・モードを使用すると、一般ライダーが、グリップの高い路面で優れたパフォーマンスを楽しむことができます。レースを選択すると、最高出力はフルパワーの155psとなり、ライド・バイ・ワイヤのスロットル・レスポンスはダイレクトな設定になります。レース・モードでは、電子制御システムの介入レベルは低めに設定されますが、安全性を犠牲にすることなく、ABSをレベル2に、リフトアップ制御をオフにして、スライド・バイ・ブレーキ機能(コーナリング時にバイクを安全にドリフトさせる機能)をオンに設定します。
スポーツ・ライディング・モード
スポーツ・ライディング・モード:このモードを選択すると、エンジンの最高出力は155psに設定されます。ライド・バイ・ワイヤのスロットル・レスポンスはスポーティでダイレクトな設定となります。電子制御システムは、乾いた路面でライダーに完璧なレスポンスを提供するように設定されます。ブレーキング時のリア・ホイール・リフト検出機能はオンになり、コーナリングABS EVOは、コーナリング・パフォーマンスを最大化するように設定されます。
ストリート・ライディング・モード
ストリート・ライディング・モード:グリップの悪い路面を走行する場合は、ストリート・モードを選択することを推奨します。スポーツ・ライディング・モードと同様、このモードを選択すると、エンジンの最高出力は155psに設定されます。ライド・バイ・ワイヤのスロットル・レスポンスは扱い易いプログレッシブな設定となります。電子制御システムは、グリップを確保して、最大の安全性を確保するように設定されます。
ライダーは、3つのライディング・モードとは別に、ライディング・スタイルに合わせてパラメーターを調整したり、デフォルト設定に戻したりことができます。また、ABSレベル1(エキスパート・ライダーがサーキットで使用することを想定したレベル)を有効にすることもできます。ABSレベル1では、コーナリング機能およびリフトアップ機能を無効にして、フルブレーキを許容して、システムは前輪のみに介入します。
ドゥカティ・データ・アナライザー+GPS(DDA+GPS)は、記録された特定のデータ項目を表示することで、モーターサイクルとライダーのパフォーマンスを評価することができる機能です。
Read moreDLT GPSは、モーターサイクルがフィニッシュラインを越えるたびにラップタイムを自動的に記録して保存し、メーターパネルに表示します。フィニッシュラインの座標は、ターン・インジケーター・ボタンを押すことで設定することができます。
read moreパニガーレV2は、ドゥカティ・マルチメディア・システム(DMS)にも対応しています。これにより、ライダーは、Bluetooth機能を介して着信に応答したり、お気に入りの音楽を聴いたり、テキスト・メッセージを受信したりすることができます。
Read moreメーターパネル
パニガーレV2のメーターパネルには、4.3インチのTFTカラー液晶ディスプレイが標準装備されます。このディスプレイは、メニュー間の移動や設定変更を簡単に行うことが可能で、選択したライディング・モードも瞬時に読み取ることができます。ライディング・モードのメニューでは、変更された設定内容が分かりやすく表示されます。このメニューは、調整されたシステムの説明図に加え、その変更がパフォーマンスや安全/安定性に適しているかどうかを示す段階的なスケールによって示されます。
ヘッドライト、テールライト、インジケーター
フロント・ヘッドライト・アセンブリは、2つの小さなLEDロービーム/ハイビーム・モジュールを採用したことにより、非常にコンパクトに仕上がっています。デイタイム・ランニング・ライトとデュアル・ヘッドライト・アセンブリの上部リムは、“眉”を連想させます。これは、最新世代のドゥカティ・スポーツバイクの特徴となっています。その一方で、フルLEDテールライトは、歴代ドゥカティ・スポーツ・バイクの伝統に従って、2分割構造のデザインを特徴としています。サイドライトのデュアル・レッド・アーチにより、パニガーレV2はユニークな存在感を主張しています。フロントおよびリアのインジケーターにも、LEDが採用されています。