2021年1月15日 ボルゴパニガーレ(イタリア、ボローニャ)
ドゥカティ・モンスターの生産が、累計35万台を達成しました。この重要な節目となるモデルは、モンスター1200 S “Black on Black”です。ドゥカティ最高経営責任者(CEO)のクラウディオ・ドメニカーリとドゥカティ・スタイル・センター責任者のアンドレア・フェラレージは、このモデルを注文したドゥカティスタ、セバスチャン・フランソワ・イヴ・エルヴェ・デ・ローズ氏に、モーターサイクルを直接納車しました。
ミラノのドゥカティ・ディーラーでモンスター1200 Sを注文したデ・ローズ氏は、ボルゴパニガーレのドゥカティ本社へ招待されました。この記念すべきモーターサイクルは、「350,000」の数字が刻印されたプレートで飾られ、クラウディオ・ドメニカーリが署名した生産証明書と、デザイナーのアンジェロ・アマートが署名したモンスターのスケッチとともに、オーナーに手渡されました。
モンスターは、ドゥカティの歴史の中で最も多く販売され、もっとも長く販売されてきたモーターサイクルです。その伝説は、1992年に始まりました。ドゥカティはこの年、スーパーバイクのシャシを採用し、フェアリングや走るために必要のないすべての要素を排除した初代モンスターM900を発表しました。このモデルの発売により、ドゥカティはモーターサイクル市場に「スポーツネイキッド」と呼ばれるまったく新しいセグメントを生み出し、数世代にわたって真のベンチマークとなるモデルを発表してきました
モンスターは、約30年にわたって、テクノロジーの面や美しいデザインの面で連綿と進化を続けてきました。その間、世界中のライダーに走る楽しみを提供し、新しい熱狂的なファンを生み出すという、基本的なコンセプトは忠実に守られてきました。ドゥカティ・ワールドへの扉を、世界中の数多くの若者に開いた伝説的なモンスター600から、第2世代の696や1100モデル、4バルブ・バージョンから、最近の797、821、1200に至るまで、モンスターは、ドゥカティとそのブランドの成功に大きく貢献してきました。
2020年12月2日、ドゥカティは新型モンスター を発表しました。このニューモデルは、2021年4月*にディーラーに到着します。新型モンスターは、ドゥカティの本質を追及し、1992年に登場した初代モンスターからヒントを得たモデルで、軽量なボディ、スーパーバイク由来のフレーム、スポーティでロードユースに最適なエンジンを搭載しています。モダンで革新的なデザインを特徴とする新型モンスターは、初めてモーターサイクルの世界へ足を踏み入れるビギナーにとっても、エキスパート・ライダーにとっても理想的な選択肢となり、パワフルでありながらも、あらゆる状況で扱いやすいパワー特性、非常に軽量な車体、俊敏かつ直感的に操作できるシャシ、高度なエレクトロニクスにより、新世代のモーターサイクリストを魅了します。