スペインのヘレス・サーキットで、MotoGPオフィシャル・テストが開催され、2日間のテストの初日が終了した。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとダニーロ・ペトルッチは、午前中の後半からテストを開始し、2020年バージョンのデスモセディチGPマシンの開発を継続した。テストは、断続的に小雨が降り始めた午後の早い時間まで実施された。
ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム #09) 1分38秒358(9番手) 48ラップ
「体の状態がまだ完璧ではないので、今日は厳しい一日となった。午前中のセッションでは、バレンシアで激しく痛めた左肩の痛みによる影響を少し受けた。午後は状態が回復し、ラップタイムを追求せずに、様々なパーツを試すテストを実施することができた。今日は主に、マシンに搭載されている新しいソリューションをより良く理解することに焦点を置き、今後の開発で役に立ちそうな情報を得ることができた」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム #04) 1分38秒474(10番手) 45ラップ
「今日は、2台のマシンを比較しながら、様々なパーツを試し、バレンシアよりも充実したテストを実施することができた。ヘレスは、非常に難しいテクニカルなサーキットなので、これは重要なことだ。非常にポジティブなフィードバックを得ることができたが、これまでに集めたすべての情報をさらに詳しく分析して、今後の開発の方向性を明確に定める必要がある」
ドゥカティ・チームは、明日もヘレス・サーキットで今年最後となるテストを実施する。