MotoGP第10戦のフランスGPでダニーロ・ペトルッチが優勝、アンドレア・ドヴィツィオーゾは4位フィニッシュ

  • ペトルッチがウェット・コンディションの難しいレースを制してMotoGP 2勝目を挙げ、ドゥカティにフランスGP初勝利をもたらす
  • 終始トップグループで戦っていたドヴィツィオーゾは、レース終盤にタイヤのグリップが低下して4位でフィニッシュ 

2020 MotoGP第10戦のフランスGPが10月11日にル・マンのブガッティ・サーキットで開催され、ドゥカティ・チームのダニーロ・ペトルッチが素晴らしい勝利を収めた。ペトルッチは、最高峰クラス2勝目を挙げて表彰台の頂点に登壇。ドゥカティ・デスモセディチGPマシンに、フランスのサーキットで初めての勝利をもたらした。

決勝レースは、スタートのわずか数分前に雨が降り始めたため延期され、非常に難しいコンディションの中で行われた。フロントローの3番グリッドからスタートしたペトルッチは、オープニングラップでトップに立つと、その後ろにチームメートのアンドレア・ドヴィツィオーゾ、さらにその後ろにはプラマック・レーシング・チームのジャック・ミラーが続き、ドゥカティの1-2-3体制でレースが進行する。

ドゥカティの3台はレースのほぼ3分の2でトップ3のポジションを占めていたが、その後方にアレックス・リンス(スズキ)が迫り、ミラーと激しいバトルを繰り広げる。その後、ミラーは、19周目にメカニカル・トラブルでリタイアを余儀なくされる。リンスも次のラップでクラッシュしてリタイア。この時点で、ドヴィツィオーゾはすでにタイヤの摩耗に苦しんでいた。その後、ドヴィツィオーゾは、アレックス・マルケス(ホンダ)とポル・エスパルガロ(KTM)にオーバーテイクを許し、4位でレースを終えた。

終始レースをリードしていたペトルッチは、ライバルとのギャップをコントロールし、マルケスに1.2秒の差をつけてフィニッシュラインを通過した。

優勝したペトルッチは、ライダーズ・ランキング10位に浮上。ドヴィツィオーゾも、チャンピオンシップ・リーダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)との差をわずか18ポイント差に縮め、ランキング3位に浮上した。ドゥカティは、マニュファクチャラー・ランキングは2位、チーム・ランキングは3位となっている。

ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム #09) 1位
「信じられないようなレースだった。今朝の時点では、ドライ・コンディションで良いパフォーマンスができると思っていたが、雨が降っているのを見たときは、難しいレースになると思った。失うものは何もないと思っていたので、ウェットでも同じようにハードにプッシュした。過去のレースでも、このような状況で表彰台を獲得したことがあったが、その時は優勝することはできなかった。再び表彰台の頂点に上るのに長い時間がかかってしまったが、ル・マンでそれを達成できて本当に嬉しい。このサーキットでは、過去にも良い成績を収めている。困難な時期でも僕のことを信じ続けてくれた、すべての人々にこの勝利を捧げたい」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム #04) 4位
「今日はもっと良い結果が出せると思っていたので、少しがっかりした。ダニーロはとても速く、とても上手く走っていた。レースのほとんどで、彼と一緒に走ることができたが、結果的にはタイヤの選択が間違っていたのかもしれない。フロントとリアにソフトタイヤを履いていたが、最終ラップでは思ったようにコーナリングすることができなかった。このような状況では、トラックが完全にウェットのままなのか、それとも終盤に乾き始めるのかが分からないので、正しい選択をすることが非常に難しい。いずれにしても、今日はチャンピオンシップで貴重なポイントを獲得することができた。ダニーロの勝利を祝福したい。僕たちは、すでにアラゴン開催される次のレースに焦点を合わせている」

ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティコルセ・ゼネラルマネージャー)
「いろいろな意味でタフなレースだった。レース後半には、タイヤのパフォーマンスが低下して、さらに難しいレースになった。この状況の中で、ダニーロは、他の誰よりも本当に上手くマシンをコントロールし、勝利にふさわしい走りを見せてくれた。アンドレアも良いレースをして、チャンピオンシップ・リーダーとのギャップを縮めることに成功した。ジャックは、難しいコンディションの中で素晴らしい走りをしていたので、非常に残念だった」

来週からは、舞台をスペインのモーターランド・アラゴンに移し、2連戦(第11戦アラゴンGP:10月16日~18日、第12戦テリエルGP:10月23日~25日)が開催される。

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