SBK第2戦エストリル・ラウンドのレース1で、スコット・レディングが完璧なレース展開で優勝、マイケル・リナルディはレース中盤まで表彰台争いを展開して5位フィニッシュ

2021スーパーバイク世界選手権(SBK)第2戦のレース1が、5月29日にポルトガルのエストリル・サーキットで開催された。Aruba.it Racing - Ducatiチームのスコット・レディングは、最初のコーナーからチェッカーフラッグまで完璧にレースを支配し、開幕戦のレース2に続いて見事な2連勝を飾った。

チームメイトのマイケル・リナルディは、表彰台争いを展開しながら5位でフィニッシュした。

  • スーパーポール

レディングは、土曜日に開催されたFP3で最速タイム(1分36秒389)を記録して幸先の良いスタートを切った。スーパーポールでは、「X」タイヤでわずか1周を走行した後、渋滞を避けるために早めにピットに戻る戦略を採用。この判断が功を奏し、その後は素晴らしいラップを刻み、2番グリッドを獲得した。

リナルディは、FP3で5番手タイムを記録して、順調な滑り出しを見せた。しかし、予選では、特に第2セクターと第4セクターでマシンを完全にコントロールすることができずに苦戦を強いられたが、2列目スタートとなる6番グリッドを獲得した。

  • スーパーポール結果

P1 - ジョナサン・レイ(Kawasaki) 1分35秒876
P2 - スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati) +0.171
P3 – トプラック・ラズガットリオグル(Yamaha) +0.288
P4 - ギャレット・ガーロフ(ヤマハ) +0.474
P5 - トム・サイクス (BMW) +0.493
P6 - マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducati) +0.656

  • レース1

ソフトタイヤを選択したレディングが、最初のコーナーでレイをかわして先頭に立つ。その後、イギリス人ライダーのレディングは、後続マシンを引き離しにかかるが、ラズガトリオグル(ヤマハ)が彼をぴったりとマークする展開となる。最終ラップでは、レイ(カワサキ)も接近するが、スコットはミスのない走りでトップを譲ることなく勝利を挙げた。

リナルディも素晴らしいスタートを切り、最初のコーナーでレイを追撃、3ラップ目にはオーバーテイクに成功した。リナルディは3番手を死守しようとしたが、リアタイヤ(ソフト)のフィーリングに苦しみ始める。6周目からはペースは遅くなり、表彰台争いから脱落したものの、堅調な走りを見せて5位でチェッカーを受けた。

  • レース1結果

P1 - スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati)
P2 – トプラック・ラズガットリオグル(Yamaha) +0.877
P3 - ジョナサン・レイ(Kawasaki) +0.915
P4 - ギャレット・ガーロフ(ヤマハ) 9.518
P5 - マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducati) +13.636

  • ライダーズ・ランキング

P1 - ジョナサン・レイ(Kawasaki) 73
P2 - スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati) 65
P3 – トプラック・ラズガットリオグル(Yamaha) 50
P4 - アレックス・ロウズ(Kawasaki) 45
P5 - ギャレット・ガーロフ(ヤマハ)36
P9 - マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducati) 20

スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #45) 1位
「素晴らしい勝利だった。アラゴンのレース2のことは忘れた方がよいだろう。今日は激しいレースを戦って勝つことができたので、本当に満足している。レース中ずっとプレッシャーを感じていたし、それが大きな後押しになった。ミスをすることなく、常に集中力を維持し、さらに、おそらく初めてジョナサン(レイ:カワサキ)よりも良いスタートを切り、最初のコーナーで彼をオーバーテイクすることができた。タイヤのチョイス?それが最善の選択だったかどうかは分からない。本音を言えば、最終ラップでレイがポジションを上げてくるのではないかと少し心配だった。明日も難しい判断を迫られることになるだろう」

マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #21) 5位
「今日はかなりポジティブなレースだった。アラゴンでは苦戦したが、昨日も今日の午前中も、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。その結果、特にレースの前半ではポテンシャルを発揮することができた。正直、もう少しうまくやれたと思うので、最後の数周でポジションを落としてしまったのが少し残念だった。今夜も作業を続けてデータを分析し、細部に修正を加えて、明日のレースで表彰台争いができるように解決策を見つけたい」