エクストリーム、アグレッシブ、紛れもないスタイル

EICMA 2005で来場者を驚かせたプロトタイプからインスピレーションを得た新しいハイパーモタードは、ハイパーモタード1100のスタイルの特徴を再解釈し、大胆なプロポーションと彫刻的な造形を強調しています。このニューモデルは、非常にコンパクトな新しいV2エンジンをメカニカル・ベースとして、緊張感のあるラインとソフトで洗練されたフォルムを巧みに融合しています。
ハイパーモタード・フライライン

新型ハイパーモタードは、マスをフロントに集中させています。力強いプロポーションとフラットなシートがモタード・モデルとしての雰囲気を演出し、ハイパーモタードならではのスタイルを創出しています。

モノコックフレームとフェアリングの組み合わせ

ミニマルなフェアリングとモノコックフレームの組み合わせは、メカニカル・ベースの軽さと視覚的な緊張感を強調し、コンパクトなボディと張り詰めたラインは、このモデルの類まれな潜在能力を暗示しています。

時代を超えたスタイル・エレメント

新しいハイパーモタードは、EICMA 2005で発表され、「ベスト・イン・ショー」アワードを受賞した、最初のプロトタイプのDNAを受け継いでいます。独特のビーク(くちばし)を備えたフロント・ヘッドライト、ダブルウィング・タンクカバー、トレリスフレームを露出させたテール下のデュアル・エグゾースト、フローティング・リアライトなど、特徴的な要素がこのアイコン・モデルから継承され、個性を際立たせています。クリーンでアグレッシブなラインは、今日でも人々を熱狂させ魅了し続けています。

個性的なスタイルを演出するヘッドライト

ハイパーモタードの象徴的なライト・シグネチャーは、ヘッドライトに組み込まれた2つのデイタイム・ランニングライト(DRL)から構成され、一体型のピースとして彫刻的な造形のフロントエンドに統合されています。その結果、アグレッシブでありながらもハイパーモタードの本質を感じさせるフロントビューが誕生しました。

ダブルウィングを備えた燃料タンク

特徴的なダブルウィングを備え、レッドに塗装された一体型の燃料タンク・カバーは、ハイパーモタードの特徴的なデザインの一つです。このデザイン・ソリューションは、無駄を削ぎ落したテクニカル・ベースとの大胆なコントラストを生み出し、視覚的な軽快さとダイナミックな緊張感を強調しています。形状と機能を融合したこのディテールにより、バイクのアグレッシブでミニマルな魅力を表現しています。

スリムでコンパクトなシート

スリムでコンパクトなシートは、ライダーに最大限の動きやすさを提供します。今回初めて、SPバージョンと標準バージョンに同じシート高(880mm)が設定され、エルゴノミクスとコントロール性が向上しました。さらに、インナーレッグ曲線は、先代モデルと比較して15mm(SPバージョンでは35mm)減少し、ハイパーモタードの特徴であるスポーティな姿勢を損なうことなく、足つき性が向上しています。

初代1100から受け継がれたスタイル・エレメント:目視可能なトレリス・サブフレーム、フローティング・リアライト、デュアル・エグゾースト

意図的に外から見えるように設計されたリアのトレリス・サブフレームは、バイクのテクニカルでスポーティなキャラクターを表現しています。さらに、フローティング・リアライトとテール下に配置されたデュアル・エグゾーストでハイパーモタードV2独自のスタイルが完成します。これらは、2005年のプロトタイプの精神に従い、アグレッシブで不可欠なリアビューを形成する重要な要素となっています。

ハイパーモタードSP:さらに過激に

グラフィックは、燃料タンクからビークに至るまで、デザインの限界を押し広げたレーシング・レッドのSPロゴを強調しています。レッド・タグを備えたホワイト・ホイールが大胆なコントラストを生み出し、バイクの個性を際立たせています。サイドパネルには、初代ハイパーモタード1100プロトタイプの誕生から20周年を記念して、20という数字が強調されています。SPバージョンは、ゴールド・カラーのオーリンズ製サスペンションやカーボンファイバー製フロント・フェンダーといったテクニカル装備により、スポーティなキャラクターを強調し、視覚的にインパクトのあるデザインを特徴としています。

モダンなデザイン、ハイパーモタードの精神

アグレッシブでクリーン、ダイナミックなハイパーモタードV2は、ドゥカティ・ファンバイクの真髄を体現しています。初代ハイパーモタードからインスピレーションを得てデザインがアップデートされ、コンパクトなボリューム、ミニマルなフェアリング、スーパーモタード・スタイルが際立っています。

V2ツイン:120psによる純粋な走る楽しさ

新しいV2エンジンは、新型ハイパーモタードに最適なエンジンです。ドゥカティ史上もっとも軽量なこの2気筒エンジンは、コンパクトでパワフル、そしてハイパーモタードの俊敏かつ楽しい走りを実現するのに十分なトルクを発生します。
史上最軽量のドゥカティV2

新しいハイパーモタードには、ドゥカティ史上もっとも軽量な2気筒ユニット、新しい890cc 90°V2エンジンが搭載されています。重量はわずか54kgで、従来のテスタストレッタ11°よりも6kg軽量なこのエンジンは、その軽さ、コンパクトさ、そして優れた燃費とCO2排出量の点で基準を確立し、ドゥカティV2エンジンの歴史に新たな一章を刻みます。コンパクトな構造により、非常にスリムで扱いやすいバイクが誕生しました。また、あらゆる状況で刺激的かつフラットなトルクにより、スリリングで意のままにコントール可能なライディング体験を提供します。

最高出力120ps、3,000rpmですでに十分なトルクを発生

このV2エンジンは、120ps@10,750rpmの最高出力を発揮し、テスタストレッタ11°と比較して、より高いトップエンド・パフォーマンスを実現しています。最大トルクは94Nm@8,250rpmで、低回転域でも十分なトルクを発生します。インテーク可変バルブ・タイミング・システム(IVT)により、3,000rpmですでに最大トルクの70%以上を利用可能で、4,000rpmから11,000rpmの間では常に80%以上のトルクを発生します。これにより、スロットルを開けるたびに俊敏なレスポンスがもたらされ、日常走行とサーキット走行の両方で最大限の扱い易さが実現しています。

IVT可変タイミング:扱い易さとパフォーマンスを両立

新しいドゥカティV2エンジンには、中空ステムを採用したインテーク・バルブに、インテーク可変バルブ・タイミング・システム(IVT)が導入されました。このシステムは、バルブ開閉のタイミングを連続的に調整します。これにより、パフォーマンスや扱い易さを犠牲にすることなく、トップエンドにおける優れたパワー、中回転域における力強いトルク、安定した燃焼によるスムーズなレスポンスが実現しています。IVTを採用したことで、低回転域でのトルクと高回転域でのパワーを両立させることが可能になり、交通量の多い市街地での低速走行から一般道でのスポーツ走行まで、さまざまな使用条件に適応するエンジンが誕生しました。

ユーロ5+規制に適合、サービス間隔は45,000km毎

ユーロ5+規制に適合したこのV2エンジンは、燃費とCO2排出量の点でも優れています。コイルスプリング式のバルブ開閉システムを採用したことにより、バルブ・クリアランスの点検は、このカテゴリーのベンチマークとなる45,000km毎に、オイル交換は2年または15,000km毎に設定されています。

純粋な走る楽しさ

新しいハイパーモタードは、シャシーおよびエルゴノミクスの大幅な見直しにより、これまで以上に軽量になり、先代モデルのハイパーモタード950よりも重量が13kg削減されました。さらに、ファンバイクとしてのコンセプトを忠実に守りながら、よりニュートラルで扱い易く、直感的に操作可能で、疲労が少なく、ライディングの楽しさを高めるライディング・ポジションを実現しています。
さらなる軽量化

ハイパーモタードV2のコンパクトなシャシーにより、装備重量(燃料を除く)はわずか180kgとなり、先代モデルよりも13kg軽量化されました。より軽量なコンポーネントにより、ハイパーモタードV2 SPの重量は177kg(先代モデルより14kg軽量)になりました。

アルミニウム合金製モノコックフレーム

ハイパーモタードV2は、以前のバージョンのスチール構造に代わり、このバイク専用に設計されたモノコックフレームを採用することにより、軽量でコンパクトなバイクに仕上がっています。このセグメントではユニークなモノコックフレームは、V2エンジンをシャシーの構造部材として使用し、エアボックスとしても機能します。このようにして、1つのコンポーネントが最大限の軽量性とコンパクトさという2つの目的を果たしています。

リア・サブフレーム

リア・サブフレームは、初代ハイパーモタードのクラシックなスチール製トレリス構造を維持しながら、テクニカルでスポーティなキャラクターを表現しています。各バージョンには、異なるカラーが設定されており、ハイパーモタードV2はレッド、SPバージョンはレーシング・レッドが採用されています。

両持ち式スイングアーム

両持ち式スイングアームは、軽量かつ堅牢な鋳造アルミニウム合金製です。大幅に軽量化されたこのスイングアームは、パニガーレV4の中空対称スイングアームを彷彿とさせ、レースの世界とのつながりを強調しながら、メカニカル・グリップ、コーナリングの安定性、コーナーの頂点でラインを閉じる際の精度、コントロール性の面でメリットをもたらします。V2エンジンを搭載した他のスポーツモデルと同様に、スイングアームには専用のエンジン固定システムが採用されています。

KYB製およびオーリンズ製サスペンション

ハイパーモタードV2は、46mm径スタンションを備えたフルアジャスタブル・タイプのKYB製フロント・フォークと、プリロードとリバウンドの調整機能を備えたKYB製リア・ショックを採用し、あらゆる状況で優れた精度と快適性を実現しています。SPバージョンは、優れたパフォーマンスとスポーティなレスポンスを求めるライダー向けに設計された、フルアジャスタブル・タイプのオーリンズ製サスペンションによって基準をさらに引き上げています。どちらのバージョンにも、急加速時でも安定性と安全性を確保するザックス製ステアリング・ダンパーが装備されています。

ブレンボ製ブレーキ・システム

どちらのバージョンも、このカテゴリーのベンチマークとなるパフォーマンスを実現するブレンボ製ブレーキ・システムを採用しています。ハイパーモタードV2は、320mm径ダブルディスクとM4.32キャリパーの組み合わせ、SPバージョンでは専用のブレーキ・マスターシリンダーを備えたより高性能なM50キャリパーを採用し、より俊敏かつ柔軟なレスポンスを実現します。リアには、どちらのバージョンも、あらゆる走行状況で優れた制動力とコントロール性を実現する245mm径ディスクが装着されています。

ホイールとタイヤ

ハイパーモタードV2には、フロント3.50x17インチ、リア5.50x17インチのYデザイン6スポーク軽合金ホイールが装備されており、フロント120/70、リア190/55のピレリ製ディアブロ・ロッソ4タイヤと組み合わされています。ハイパーモタードSPには、軽合金ホイールよりも1.5kg軽量で、MotoGPマシンのデスモセディチGPからヒントを得た、5スポーク・タンジェンシャル・デザインを採用した鍛造ホイールが装着されています。この鍛造ホイールには、よりスポーティなピレリ製ディアブロ・ロッソ4コルサ・タイヤが組み合わされています。このタイヤは、ドライ路面でのグリップを向上し、高速走行時により優れたハンドリングを実現し、激しいライディング・セッションでも安定したパフォーマンスを発揮します。サーキット走行用に、180/60またはスーパースポーツ・サイズ(190/60)のピレリ製ディアブロ・スーパーバイク・スリックタイヤをリアに装着することも可能です。

見直されたライディング・ポジション

あらゆる状況で完璧なコントロール性を実現するため、ライディング・ポジションが全面的に見直されました。スーパーモタードの世界にさらに近づいたこのセットアップは、街中でも公道でも安全性と楽しさの両方を高めます。新しい姿勢によりフロントエンドの荷重が増加し、安定性が向上し、難しいコーナーでもラインを維持するのがより簡単になります。

足つき性が改善したシート

今回初めて、ハイパーモタードV2とSPバージョンに同じシート高(880mm)が設定され、エルゴノミクスとコントロール性の両方が向上しました。従来モデルより15mm短いインナーレッグ曲線(SPバージョンの場合は35mm短縮)により、足つき性とライディング時の安全性が向上しています。あらゆる身長のライダーに対応するため、アクセサリーとしてロー・シートとローダウン・サスペンション・キットが用意されており、ライディング・ポジションをカスタマイズして、最大限の楽しさを得ることができます。

楽しい走りをサポートするエレクトロニクス

新型ハイパーモタードV2は、あらゆる状況で楽しい走りと安全性を最大限に高める高度なエレクトロニクス・パッケージを搭載しています。6軸慣性プラットフォームにより、バイクには4つのレベルに調整可能なコーナリングABS、ドゥカティ・トラクション・コントロール、ウィリー・コントロール、ドゥカティ・クイック・シフト2.0、エンジン・ブレーキ・コントロールが搭載されています。これらはすべてのシステムは、4つのライディングモードを介してカスタマイズすることができます。
バイクの特性をカスタマイズできるライディングモードとパワーモード

ライディングモードには、レース、スポーツ、ロード、ウェットの4つのモードがプリセットされ、ライダーの好み、ルートや路面の状況に合わせてハイパーモタードV2の挙動を調整することができます。各モードでは、エンジン・レスポンスと電子制御システムの介入レベルが即座に変更され、パフォーマンスと安全性の適切なバランスが常に確保されます。

レース・ライディングモードは、サーキット用に設計されています。最高出力はフルパワーの120psを発揮し、ライド・バイ・ワイヤはダイレクトなレスポンスとなり、電子制御システムの介入は最小限に抑制され、ABSはコーナー進入時にスライドを制御する「スライド・バイ・ブレーキ」機能が有効となるレベル2に設定されます。

スポーツ・ライディングモードは、フルパワーの120psを維持しながら、よりスムーズなレスポンスを実現し、コーナリングABSが有効になり、リア・ホイールのリフトアップ制御により、乾いた路面の走行に最適なモードです。

ロード・ライディングモードは、グリップの低い路面に適しています。パワーデリバリーは扱い易い特性となり、電子制御システムのレベルは高めに設定され、安定性と安全性を確保します。

ウェット・ライディングモードは、滑りやすい路面用で、最高出力は95psに制限され、穏やかなレスポンス、電子制御システムの介入レベルはさらに引き上げられ、ウェット路面での安全性が最適化されます。

ライダーは、いつでも各パラメーターを自分好みにカスタマイズしたり、デフォルト設定に戻したりすることができます。

新しいDQS2.0:レバーにかかる圧力が少なくなり、さらに素早いシフトが可能

ハイパーモタードV2は、新型パニガーレV4で初導入された、第2世代のドゥカティ・クイック・シフト(DQS)を採用しています。従来のクイック・シフトと比較して、ギア・ロッドにマイクロスイッチが配置されていないため、ダイレクトなシフト・フィール、ロッドの移動距離の短縮、安定性の高いパフォーマンスを実現します。これは、ギアドラムの位置を識別するセンサーを採用することにより可能になりました。このソリューションは、日常ユースにおけるスムーズな走りを実現するだけでなく、精度とスピードが重要となるサーキット走行でもメリットをもたらします。

4つのレベルのコーナリングABS

ハイパーモタードV2は、パニガーレV4から派生したコーナリングABSシステムを採用しており、コーナリング中でもシステムが作動します。3つのレベルが設定されている他のV2シリーズ・モデルと異なり、サーキットと公道の両方で、さらにはグリップが低いより危険な状況でも、すべてのライダーのニーズを満たすために、4つのレベルが設定されています。

ABSレベル1は、熟練ライダーによるサーキット走行用です。デフォルトではどのライディングモードにも関連付けられていませんが、ライダーが選択することが可能で、システムはフロント・ホイールのみに介入します。最高のパフォーマンスを得るために、コーナリング機能とリア・ホイールのリフトアップ制御機能は、ともに無効になります。

レベル2は、アマチュア・ライダーによるサーキット走行を想定しています。システムは、フロントとリアの両方のブレーキを制御して、コーナリング機能をオンの状態に保ち、リフトアップ制御を無効にして、よりスポーティなブレーキングを可能にします。レベル2を選択すると、「スライド・バイ・ブレーキ」機能が有効となり、コーナーでコントロール可能な状態でバイクをスライドさせ、安全性を保ったまま、エキサイティングなスポーツ・ライディングを楽しむことができます。

レベル3は、レベル1、2と異なり、急制動も可能な公道走行に適したスポーツ設定となります。コーナリング機能は有効な状態を維持しますが、リフトアップ制御は低い介入レベルとなります。 

最大限の安全性を実現するレベル4は、グリップが低い路面向けの設定で、急制動時におけるリア・ホイールのリフトアップ制御が最大レベルとなり、あらゆる状況で安全で安定したブレーキを実現します。

洗練されたモダンなエレクトロニクス

新型ハイパーモタードV2には、6軸慣性プラットフォームをベースにした最新世代のエレクトロニクス・パッケージが搭載されています。このシステムは、ロール、ピッチ、ヨーをリアルタイムで検出し、コーナリングABS(初めて4つのレベルが設定)、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)、ドゥカティ・クイック・シフト(DQS)2.0、エンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)を含むすべてのコントロールに正確かつ調和の取れた介入を行います。各コントロールの作動パラメーターは、究極のスポーツ・パフォーマンスからグリップの低い路面における安定性と安全性まで、あらゆるタイプの走りに適応するために、デフォルトで4つのライディングモードに関連付けられています。ライダーは、ライディング・スタイルをカスタマイズしたり、デフォルト設定に戻したりすることができます。また、ハイパーモタードSPには、ドゥカティ・パワー・ローンチ(DPL)およびドゥカティ・ピット・リミッターも標準装備されています(ハイパーモタードV2には、アクセサリーとして装着可能)。

新しい5インチTFTディスプレイ

走行に関するすべての情報は、解像度800x400、アスペクト比16:9の新しい5インチTFTメーターパネルに表示されます。情報は、3つのインフォモード(ロード、ロード・プロ、トラック)を通じて提供され、モードはハンドルバー左側に統合された新しいジョイスティックを使用して選択できます。このディスプレイは、周囲の明るさに応じて、昼モードから夜モードに自動的に切り替わります。各インフォモードは、読みやすさを最大限に高めるために、もっとも関連性の高い情報を表示するように設計されています。ロードおよびロード・プロ・モードでは、ディスプレイに公道走行に関連するデータが表示されます。一方、トラック・モードでは、パニガーレV4と同様に、サーキット使用に不可欠なデータと各コントロール・システムのリアルタイムな介入状態が表示されます。

フルLEDライトとターンシグナル

ライト・システムはフルLEDが採用され、一目でハイパーモタードと認識可能な新しいライト・シグネチャーが導入されています。フロント・ヘッドライトは、2つのデイタイム・ランニングライト(DRL)を備え、彫刻的な造形のフロントエンドと融合した未来的でアグレッシブな外観を創出しています。フローティング・リアライトは、テールセクションの軽快さを強調する一方で、ターンシグナルにもLEDが採用され、一貫性のあるテクノロジー・デザインを実現しています。ライト・パッケージには、急制動時にリアライトを点滅させるドゥカティ・ブレーキ・ライト(DBL)EVOと、イグニッションをオフにした後も数秒間ライトを点灯し続けるカミングホーム機能も含まれています。

ライダーをサポートする電子制御システム

アイコンをクリックして、ハイパーモタードV2の機能をご覧ください。

  • ABS CORNERING AND ABS SLIDE-BY-BRAKE
    コーナリングABSとスライド・バイ・ブレーキ機能付きコーナリングABS
    アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)は、急ブレーキ時に車輪がロックするのを防ぐ安全装置です。基本的にABSは車輪への制動圧を制御し、走行面との接地力を維持します。選択したライディングモードに応じて、ABSの作動レベルが異なります。

    スライド・バイ・ブレーキABSは、スポーツ走行時の性能向上のため、コーナー進入時に安全なドリフトを可能にするABSの機能です。
    ABS CORNERING AND ABS SLIDE-BY-BRAKE
    コーナリングABSとスライド・バイ・ブレーキ機能付きコーナリングABS
    アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)は、急ブレーキ時に車輪がロックするのを防ぐ安全装置です。基本的にABSは車輪への制動圧を制御し、走行面との接地力を維持します。選択したライディングモードに応じて、ABSの作動レベルが異なります。

    スライド・バイ・ブレーキABSは、スポーツ走行時の性能向上のため、コーナー進入時に安全なドリフトを可能にするABSの機能です。
  • SAFETY
    クルーズ・コントロール*
    クルーズ・コントロールは、ドゥカティが2014年にムルティストラーダ1200で初めて導入した電子制御システムで、スロットルを操作することなく、設定した速度を自動的に維持することが可能です。

    * 本機能はドゥカティ・パフォーマンスアクセサリーとして提供されます
    SAFETY
    クルーズ・コントロール*
    クルーズ・コントロールは、ドゥカティが2014年にムルティストラーダ1200で初めて導入した電子制御システムで、スロットルを操作することなく、設定した速度を自動的に維持することが可能です。

    * 本機能はドゥカティ・パフォーマンスアクセサリーとして提供されます
  • SAFETY
    ドゥカティ・ブレーキ・ライト(DBL)EVO
    テールライトと4つの矢印を点滅させて後続車に急ブレーキを知らせるシステムです。
    SAFETY
    ドゥカティ・ブレーキ・ライト(DBL)EVO
    テールライトと4つの矢印を点滅させて後続車に急ブレーキを知らせるシステムです。
  • PERFORMANCE
    ドゥカティ・ラップタイマーGPS(DLT GPS)*
    DLT GPSは、ラップタイムと2つの区間タイムを自動的に検出し、各ラップでメーターパネルに直接表示します。システムは、周回ごとに、ラップタイム、最高回転数、最高速度(GPSで検出した実測値)、区間タイム、バンク角とヨー角を記録します。

    *この機能は、ドゥカティ・パフォーマンス・アクセサリーとして利用可能です。
    PERFORMANCE
    ドゥカティ・ラップタイマーGPS(DLT GPS)*
    DLT GPSは、ラップタイムと2つの区間タイムを自動的に検出し、各ラップでメーターパネルに直接表示します。システムは、周回ごとに、ラップタイム、最高回転数、最高速度(GPSで検出した実測値)、区間タイム、バンク角とヨー角を記録します。

    *この機能は、ドゥカティ・パフォーマンス・アクセサリーとして利用可能です。
  • COMFORT
    ドゥカティ・マルチメディア・システム*
    このモーターサイクルは、スマートフォンをBluetooth経由でバイクに接続するためのインフォテインメント・システムに対応しています。これによって、ライダーはスマートフォンの主要なマルチメディア機能を操作することができます。

    *この機能は、ドゥカティ・パフォーマンス・アクセサリーとして利用可能です。
    COMFORT
    ドゥカティ・マルチメディア・システム*
    このモーターサイクルは、スマートフォンをBluetooth経由でバイクに接続するためのインフォテインメント・システムに対応しています。これによって、ライダーはスマートフォンの主要なマルチメディア機能を操作することができます。

    *この機能は、ドゥカティ・パフォーマンス・アクセサリーとして利用可能です。
  • PERFORMANCE
    ドゥカティ・パワー・ローンチ(DPL)
    クラッチを繫げることに集中するだけで、ロケットスタートを切ることができます。
    PERFORMANCE
    ドゥカティ・パワー・ローンチ(DPL)
    クラッチを繫げることに集中するだけで、ロケットスタートを切ることができます。
  • PERFORMANCE
    ドゥカティ・クイック・シフト(DQS)2.0
    DQS 2.0では、クラッチを使用せずにシフトアップとシフトダウンが可能で、従来のマイクロスイッチ付きレバーを廃止し、ダイレクトな機械式レバーを採用することで、以前のシステムよりも進化しています。 このシステムは、ギアが噛み合っているかどうかを識別するギアドラム上のポジショニング・センサーからの情報に基づいて作動します。これによって、安定した作動を実現し、「スポンジーな」シフト感覚を排除し、レバーの移動距離を短縮し、よりダイレクトなシフト・フィールを提供します。
    PERFORMANCE
    ドゥカティ・クイック・シフト(DQS)2.0
    DQS 2.0では、クラッチを使用せずにシフトアップとシフトダウンが可能で、従来のマイクロスイッチ付きレバーを廃止し、ダイレクトな機械式レバーを採用することで、以前のシステムよりも進化しています。 このシステムは、ギアが噛み合っているかどうかを識別するギアドラム上のポジショニング・センサーからの情報に基づいて作動します。これによって、安定した作動を実現し、「スポンジーな」シフト感覚を排除し、レバーの移動距離を短縮し、よりダイレクトなシフト・フィールを提供します。
  • SAFETY
    デイタイム・ランニングライト(DRL)
    デイタイム・ランニングライトは、一部の国で義務付けられている、日中のロービーム・ヘッドライトの点灯を遵守するための機能です。
    SAFETY
    デイタイム・ランニングライト(DRL)
    デイタイム・ランニングライトは、一部の国で義務付けられている、日中のロービーム・ヘッドライトの点灯を遵守するための機能です。
  • SAFETY
    ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)
    リア・ホイールのスリップを検知し、ユーザーが選択した設定に応じて自動的に出力を制限して、スリップを抑制またはゼロにするシステムです。
    SAFETY
    ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)
    リア・ホイールのスリップを検知し、ユーザーが選択した設定に応じて自動的に出力を制限して、スリップを抑制またはゼロにするシステムです。
  • PERFORMANCE
    ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)
    ウィリーを制御し、簡単かつ安全に最大の加速性能を発揮させるためのシステムです。
    PERFORMANCE
    ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)
    ウィリーを制御し、簡単かつ安全に最大の加速性能を発揮させるためのシステムです。
  • SAFETY
    エンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)
    スロットルを戻したときに、エンジン・ブレーキのレベルをコントロールし、ライダーによるブレーキングの調整をサポートします。
    SAFETY
    エンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)
    スロットルを戻したときに、エンジン・ブレーキのレベルをコントロールし、ライダーによるブレーキングの調整をサポートします。
  • PERFORMANCE
    ライド・バイ・ワイヤ・システム
    電子制御スロットルとも呼ばれ、アクセルの開閉を電子的に管理するシステムです。
    PERFORMANCE
    ライド・バイ・ワイヤ・システム
    電子制御スロットルとも呼ばれ、アクセルの開閉を電子的に管理するシステムです。
  • COMFORT
    ターン・バイ・ターン・ナビゲーション*
    Bluetooth経由でスマートフォンをモーターサイクルに接続し、外付けアクセサリーを使用したり、スマートフォンを確認するために停止したりすることなく、メーターパネル上にナビゲーションのルート案内を表示することができる機能です。

    * 本機能はドゥカティ・パフォーマンスアクセサリーとして提供されます
    COMFORT
    ターン・バイ・ターン・ナビゲーション*
    Bluetooth経由でスマートフォンをモーターサイクルに接続し、外付けアクセサリーを使用したり、スマートフォンを確認するために停止したりすることなく、メーターパネル上にナビゲーションのルート案内を表示することができる機能です。

    * 本機能はドゥカティ・パフォーマンスアクセサリーとして提供されます

一部のドゥカティ・パフォーマンスアクセサリーは、販売店での車両入荷時期と同時にならない場合があります。詳細はお近くの正規ディーラーへお問い合わせください。

パフォーマンスの進化

新型ハイパーモタードV2は、個性的なスタイルと、思いのままにコントロール可能な、走る楽しさを堪能することができます。890cc V2エンジン、極めてハイレベルなパフォーマンスを実現するエレクトロニクス・パッケージを搭載し、SPバージョンも用意されています。
排気量
890 cc
最高出力
120.4 hp (88.5 kW) @ 10,750 rpm
最大トルク
94 Nm (9.6 kgm) @ 8,250 rpm
装備重量(燃料を除く)
180 kg
シート高
865 mm
ローシートアクセサリー + ローサスペンションキット装着時 850mm
バルブクリアランス調整
45,000 km
テクニカルスペック

排気量
890 cc
最高出力
120.4 hp (88.5 kW) @ 10,750 rpm
最大トルク
94 Nm (9.6 kgm) @ 8,250 rpm
装備重量(燃料を除く)
177 kg
シート高
880 mm
ローシートアクセサリー装着時:865mm
ローシートアクセサリー+ローサスペンションキット装着時 850mm
バルブクリアランス調整
45,000 km
テクニカルスペック

ハイパーモタードV2とハイパーモタードV2 SPの違いをご覧ください

Hypermotard V2

Hypermotard V2 SP

Suspension

KYB 製 46 mm径 フルアジャスタブル倒立フォーク

オーリンズ製 48 mm径 フルアジャスタブル倒立フォーク

Wheels

キャスト

鍛造

Tires

ピレリ製ディアブロ・ロッソIV

ピレリ製ディアブロ・ロッソIV コルサ

Callipers

Brembo M4.32

Brembo M50

Master cylinder

Brembo PR18/19

Brembo PR16/21

Battery type

Lead acid

Lithium-ion

Ducati Power Launch

Accessory

Standard

Pit Limiter

Accessory

Standard

Front mudguard

Plastic

Carbon fibre

Body colour

ドゥカティ・レッド

SPカラー

Wet weight no fuel

180 kg

177 kg

Suspension

Hypermotard V2

KYB 製 46 mm径 フルアジャスタブル倒立フォーク

Hypermotard V2 SP

オーリンズ製 48 mm径 フルアジャスタブル倒立フォーク

Wheels

Hypermotard V2

キャスト

Hypermotard V2 SP

鍛造

Tires

Hypermotard V2

ピレリ製ディアブロ・ロッソIV

Hypermotard V2 SP

ピレリ製ディアブロ・ロッソIV コルサ

Callipers

Hypermotard V2

Brembo M4.32

Hypermotard V2 SP

Brembo M50

Master cylinder

Hypermotard V2

Brembo PR18/19

Hypermotard V2 SP

Brembo PR16/21

Battery type

Hypermotard V2

Lead acid

Hypermotard V2 SP

Lithium-ion

Ducati Power Launch

Hypermotard V2

Accessory

Hypermotard V2 SP

Standard

Pit Limiter

Hypermotard V2

Accessory

Hypermotard V2 SP

Standard

Front mudguard

Hypermotard V2

Plastic

Hypermotard V2 SP

Carbon fibre

Body colour

Hypermotard V2

ドゥカティ・レッド

Hypermotard V2 SP

SPカラー

Wet weight no fuel

Hypermotard V2

180 kg

Hypermotard V2 SP

177 kg

ライディング・プレジャーを次のレベルへ

ハイパーモタードV2をカスタマイズしましょう。あなたに最適なバージョンを選択し、ドゥカティならではの走る楽しさを体験してください。

推奨パッケージ 「ハイパー・レーシング」

サーキットで最高のアドレナリンを体感するためのセッティングを発見しよう。まずはテルミニョーニのレーシングエキゾーストシステムから始めよう。

推奨パッケージ 「ハイパー・ファン」

ハイパーモタードのサウンドとスポーティなキャラクターを強化するために設計された構成を発見してください。まずはテルミニョーニのダブルサイレンサーから始まります。

Hyper-Racing - Hyper-Racing

Hyper-Fun - Hyper-Fun

推奨パッケージ 「ハイパー・レーシング」

ハイパーモタードのレーシーなキャラクターとスポーツ性を強調したいライダーのためのパッケージです。これにより、あらゆるサーキット・セッションで、アドレナリン全開の走りを楽しむことができます。

このパッケージには、次のアクセサリーが含まれます。 

  • テルミニョーニ製レーシング・エグゾースト・システム*
  • カーボンファイバー製クラッチ・カバー・プロテクション
  • カーボンファイバー製オルタネーター・カバー・プロテクション
  • ビレット・アルミニウム製フォーク・スライダー
  • ビレット・アルミニウム製スイングアーム・スライダー

  

*公道走行不可

推奨パッケージ 「ハイパー・ファン」

ハイパーモタードのサウンドとスポーツ・キャラクターを強化したいライダーのためのパッケージで、チタニウム製スリーブとカーボンファイバー製エンドキャップを備えた型式認証済みテルミニョーニ製ダブル・サイレンサーも装着されます。これにより、バイクの美しい外観を高めながら、重量を0.5kg削減することができます。

ドゥカティ・アパレルでハイパーモタード・スタイルを身に纏う

新しいドゥカティ・アパレル・カプセル・コレクションで、ハイパーモタード・スタイルを身に纏いましょう。サーキットから街中まで、RacetrackおよびUrbanラインナップから自分に合ったスタイルを選び、自由なスタイルをエネルギッシュに表現して、新たな冒険に挑戦してください。
Ducati Corse C7レザー・スーツ
アルド・ドルディがデザインし、ダイネーゼが製造するDucati Corse C7スーツは、サーキット用です。このスーツは、スチールプレートと優れた空力特性のハンプを備えたD-Skin 2.0レザー製で、伸縮性を備えたセクションと交換可能なスライダーにより最大限の保護と動きやすさを提供します。
Ducati Jargonヘルメット
Jargonフルフェイス・ヘルメットは軽量で耐久性があり、Explorer V3ゴーグルと組み合わせて使用できるように設計されています。取り外し可能なパッド、高度なベンチレーション・システム、Dリング・ファスナーを備えたこのヘルメットは、大胆な外観と多用途性が特徴です。
Ducati Corse V6 Airブーツ
Ducati Corse V6 Airブーツは、サーキットで最高のパフォーマンスと安全性を提供するように設計されています。理想的な通気性を実現するこのブーツには、脛骨、かかと、つま先にプロテクターが組み込まれており、取り外し可能なバイオメカニカル・インナー・ブーティとマイクロメトリック・ファスナーにより、ライダーの足にフィットします。
Overlay Y4T + Overlay P01ジャケット
Overlay Y4Tジャケットは、ドゥルディ・パフォーマンスとSpidi Sportのコラボレーションから生まれました。モダンなデザインは快適性とモジュール性を重視し、撥水性と防風性のある素材、通気性のあるメッシュの裏地、調節可能なフード、補強されたダブルステッチなどの機能的なディテールを特徴としています。
Logo C1フルフェイス・ヘルメット
Ducati Logoは、市街地での使用および公道でのスポーツ・ライディングに適した、多目的なフルフェイス・ヘルメットです。カラー・バリエーションは、ホワイト、ブラック、イエロー/レッドの3つのカラーが用意されています。
Company C5テクニカル・ジーンズ
Company C5ジーンズは、都会での使用時に、優れた快適性と保護性能を提供します。テクニカル・ファブリック製のこのジーンズは、モダンなフィット感を提供し、モーターサイクル用としても、普段着としても着用できます。

一部のコンポーネントの写真や画像はプロトタイプであり、生産の段階でデザインや仕様が変更される可能性があります。そのため、これらの情報は、あくまでも参照用に提供されているものであり、AUDI AGの経営管理下にあるドゥカティ・モーター・ホールディングS.p.A.(以下、ドゥカティ)を法的に拘束するものではありません。

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