MotoGP初戦のスペインGPで、ドヴィツィオーゾが3位表彰台を獲得、ペトルッチは9位

2020 MotoGPシーズン初戦のスペインGPが、7月19日にヘレス・サーキットで開催され、ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾが3位でフィニッシュして表彰台を獲得した。高温のためライダーとマシンにとって非常に過酷な条件となった決勝レースで、ドヴィツィオーゾは巧みな戦略でレースをコントロールした。

3列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、数周で5番手までポジションを上げると、安定したペースで走行。レース終盤には4番手に浮上し、フランコ・モルビデリ(ヤマハ)とポル・エスパルガロ(KTM)のアタックを退けながらさらに上位を狙う。その後、3番手を走行中のジャック・ミラー(ドゥカティ)との差を縮め、残り2周でプラマック・レーシングチームに所属するこのオーストラリア人ライダーをオーバーテイクし、3位でチェッカーを受けた。

ドゥカティにとって、今回のドヴィツィオーゾの3位表彰台は、ヘレス・サーキットで開催されたMotoGPクラスのレースでは最高位の成績となる。ドゥカティはこれまで、このサーキットで5回、3位を獲得している。

チームメイトのダニーロ・ペトルッチは、水曜日のクラッシュで痛めた首と背中が完治しない状態でのレースとなった。それでも、粘り強い走りを見せたペトルッチは、トップ10圏内の9位でこのレースをフィニッシュした。

2020 MotoGPシーズン初戦を終えて、ドゥカティは、マニュファクチャラー・ランキングで2位、チーム・ランキングでも2位となっている。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム #04) 3位 

「僕にとって、この表彰台は優勝と同じくらいの価値がある。困難なレースだったので、このような結果を出せるとは思っていなかったが、最後まであきらめずに走って、ミスをしないように心掛けた。午前中のウォームアップ・セッションでは、チームが素晴らしい仕事をしてくれたため、デスモセディチGPのフィーリングが改善して、レースではコンスタントなペースで走行することができた。残念ながら、マシンの状態はまだ完璧とは言えず、何よりもスピードに欠けていた。第2戦もここヘレスで開催されるが、今回のレースで得たフィードバックを活かすことで、さらに戦闘力を高めることができるだろう」

ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム #09) 9位

「厳しいレースとなった。首の痛みに加え、おそらく今服用している鎮痛剤の影響で胃の状態も良くなかった。今日は、これ以上の結果を出すことは難しかった。レースでは、粘り強く走って、なんとかトップ10でフィニッシュすることができた。来週のレースまでに回復して、100%の状態で臨めるようにしたい。次のレースでは、他のドゥカティ・マシンと同様にポテンシャルを引き上げて、トップ5で戦う自信がある」

第2戦のアンダルシアGPは、2020年7月24日~26日に、初戦と同じスペインのヘレス・サーキットで開催される。