SBK第4戦 アラゴン・ラウンドのレース1で、スコット・レディングとチャズ・デイビスが1-2フィニッシュを達成し、レディングがランキングトップに返り咲く

2020 スーパーバイク世界選手権(SBK)第4戦のレース1が、8月29日にスペインのモーターランド・アラゴンで開催された。Aruba.it Racing - Ducatiチームのスコット・レディングとチャズ・デイビスは、スペインのへレスで開催された第2戦のレース2に続き、今季2度目の1-2フィニッシュを達成した。

予選で好調を維持し、3番グリッドからスタートしたレディングは、オープニングラップからトップを走行するジョナサン・レイ(カワサキ)をぴったりとマーク。8周目には、レイを攻略してトップに立つ。14周目にレイがオーバーテイクをしかけてきたが、スコットは巧みにポジションをキープしてレイのミスを誘い、今季3勝目を挙げた。この勝利により、レディングはライダーズ・ランキング・トップの座に返り咲いた。 

チームメイトのデイビスは、予選で苦戦して9番グリッドからのスタート。しかし、デイビスは見事な巻き返しを見せて、このレースの主役の一人となる。彼は、最初の6周でポジションを5つ上げ、アレックス・ロウズ(カワサキ)のクラッシュにより3番手に浮上。その後もコンスタントなペースで走行を続けてレイを追撃し、残り3周でオーバーテイクすることに成功した。最終ラップでは、レディングにアタックしたものの、わずかに及ばず、0.3秒差の2位でフィニッシュした。

ライダーズ・ランキング:トップ5
1位 - スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati) 157ポイント
2位 - ジョナサン・レイ(Kawasaki) 152ポイント
3位 - トプラク・ラズガットリオグル(Yamaha) 113ポイント
4位 - チャズ・デイビス(Aruba.it Racing - Ducati) 95ポイント
5位 - マイケル・ファン・デル・マーク(Yamaha) 93ポイント 

スコット・レディング (Aruba.it Racing - Ducatiチーム #45) 1位
「今朝までベストなフィーリングではなかったので、本当に嬉しい。スーパーポールで何かが変わったのかもしれないが、コンディションは理想的ではなかった。良い結果を出すために、トップグループから離されないことだけを考えて、ライディングに集中した。レース中にマシンのフィーリングが良くなって、素晴らしい勝利を収めることができた。この勝利は、決してあきらめずにハードワークを続けてくれたチーム・スタッフ全員に捧げたい」 

チャズ・デイビス(Aruba.i t Racing - Ducatiチーム #7) 2位
「スターティング・グリッドはまったく良くなかったが、素晴らしいスタートを切り、レース序盤でポジションを挽回するためのペースを掴むことができた。マシンのフィーリングも良く、トップグループとのギャップを縮めることができた。その後はタイヤを温存することを考えて走ったが、スコットとレイがトップ争いをしているのを見て、ハードにプッシュした。もう1周あれば、スコットをオーバーテイクできたと思うが、彼は巧みに僕のアタックを退けて、ポジションをキープしていた」 

マルコ・ザンベネデッティ(ドゥカティコルセ・スーパーバイク・テクニカル・コーディネーター)
「素晴らしいレースだった。2週間前のテストで、チャズは素晴らしい手ごたえを感じていた。その一方で、スコットは、マシンのセットアップをもう少し煮詰める必要があった。今回のレースでマイケル・リナルディが出した結果(4位)は、私たちが行っている作業が正しいことを証明するものだ。これにより、明日と来週にこのサーキットで行われる5つのレースに先立って、大きな自信を得ることができた。しかし、まだマシンに改善の余地があることは明らかだ。今後も作業を続けて、明日からのレースでライバルよりも良い結果を出せるようにしたい」