マイケル・ルーベン・リナルディは、2022年のスーパーバイク世界選手権(SBK)シーズンもAruba.it Racing - Ducatiチームのカラーを纏ってレースに参戦します。
Aruba.it Racing - Ducatiチームは、リナルディとの契約を更新し、来年からチームに復帰するアルバロ・バウティスタとコンビを組んで、ドゥカティ・パニガーレV4 Rを駆って来シーズンのSBKチャンピオンシップを戦います。
マイケル・ルーベン・リナルディは、1995年12月21日にイタリアのリミニで生まれました。彼は、7歳のときにミニモトでレースを始め、2006年にはイタリア選手権で優勝を果たしました。2011年にイタリアのスポーツ・プロダクション選手権で優勝した後、2014年には彼にとって初めての国際的なレースシリーズとなるヨーロッパのスーパーストック600選手権に参戦し、2015年にはランキング2位に輝きました。2016年には、ドゥカティ・パニガーレRを駆り、Aruba.it Racing - ジュニア・チームからFIMスーパーストック1000選手権に参戦。6位でシーズンを終了すると、翌シーズンにはこのヨーロッパ選手権でタイトルを獲得しました。マイケル・ルーベン・リナルディは、2018年にAruba.it Racing - ジュニア・チームからSBKデビューを果たし、ヨーロッパで開催されたレースに参戦。2019年のSBKシーズンには、バルニ・レーシング・チームからフル参戦を果たしています。2020年シーズンには、パニガーレV4 Rを駆ってGo ElevenチームからSBKに出場し、スペインのアラゴンで開催された第5戦のレース1でSBK初勝利を収め、スーパーポール・レース(3位)とレース2(2位)でも表彰台を獲得しました。今シーズンは、ミザノで開催された第3戦のイタリア・ラウンドで圧倒的な強さを発揮し、レース1とスーパーポール・レースで優勝、レース2でも2位でフィニッシュして表彰台に登壇しました。さらに、第5戦のオランダ・ラウンドのスーパーポール・レースでも2位に入り、現在までに合計150ポイントを獲得して、SBKライダーズ・ランキング6位につけています。