2021スーパーバイク世界選手権(SBK)第7戦のレース1が、8月21日にスペインのナバラ・サーキットで開催され、Aruba.it Racing - Ducatiチームのスコット・レディングが見事な勝利を飾った。チームメイトのマイケル・リナルディは10位でチェッカーを受けた。
P2 –スコット・レディングは、金曜日に行われたFP3で良いフィーリングを得て、スーパーポールでは、ジョナサン・レイ(カワサキ)に次ぐ2番グリッドを確保した。
P13 - マイケル・リナルディにとっては、非常に難しい予選となった。イタリア人ライダーのリナルディは、自信を高めるため、初回の走行時にXタイヤを装着して走行したが、予選用の「Q」タイヤを履いた2回のアタックで鋭い走りを見せることができなかった。
P1 - ジョナサン・レイ(Kawasaki) 1分36秒122
P2 - スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati) + 0.093
P3 - トム・サイクス (BMW) + 0.424
P4 - アンドレア・ロカテッリ(Yamaha) + 0.458
P5 - チャズ・デイビス(Ducati) + 0.571
P13 - マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducati) +1.346
P1 – スコット・レディングは完璧なレースを見せた。おそらく今シーズン最高のスタートを切ると、最初のコーナーでトップに立った。少し遅れてレイが反撃に出たものの、レディングはレイを上回るペースで走行。イギリス人ライダーのレディングは、6周目にトップに返り咲くと、レースを完全に支配してチェッカーフラッグを受けた。
P10 - 13番グリッドからのスタートを余儀なくされたマイケル・リナルディは激しくプッシュし、鋭いペースではなかったものの、10周目には9番手までポジションアップ。その後、ギャレット・ガーロフ(ヤマハ)および野左根航汰(ヤマハ)とバトルを展開して、10位でフィニッシュした。
P1 - スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati)
P2 – ジョナサン・レイ(Kawasaki)
P3 - トプラク・ラズガットリオグル(Yamaha)
P4 - アンドレア・ロカテッリ(Yamaha)
P5 - アレックス・ロウズ(Kawasaki)
P10 - マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducati)
P1 - ジョナサン・レイ(Kawasaki) 286
P2 - トプラク・ラズガットリオグル(Yamaha) 279
P3 - スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati) 241
P4 - アレックス・ロウズ(Kawasaki) 154
P5 - マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducati) 141
スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #45) 1位
「非常に気温が高く、難しいレースだったので優勝したことは本当に嬉しい。また今日は、最高の状態でレースをするための理想的な条件を見つけることができた。オープニングラップから自信があった。マシンのフィーリングも素晴らしく、気持ち良く走ることができた。チャンピオンシップ? とにかく今は、1つ1つのレースに集中することしか考えていない。全力を尽くして走り、Aruba.it Racing - Ducatiチームも全力を尽くしている。これからも同様に全力を尽くすつもりだ」
マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #21) 10位
「非常に困難なレースとなった。プッシュできるフィーリングではなかった。午前中からいくつかの問題を抱えていたが、残念ながら解決することができなかった。今できる唯一のことは、自信を持って作業を継続し、再び戦闘力を取り戻すための正しい方法を見つけることだ」