SBK最終戦ポルトガル・ラウンドのレース2で、チャズ・デイビスとスコット・レディングが1-2フィニッシュを決めてシーズンを終了、Aruba.it Racing - Ducatiチームが初めてチーム・タイトルを獲得

2020 スーパーバイク世界選手権(SBK)の最終戦となる第8戦のレース2が、10月18日にポルトガルのエストリル・サーキットで開催された。このレースで、Aruba.it - Racing Ducatiチームのチャズ・デイビスが優勝、スコット・レディングが2位に入って、今季3度目の1-2フィニッシュを達成。2011年にSBKに参戦して以来、初めてのチーム・タイトルを獲得した。

4番グリッドからスタートしたデイビスは、最初の2つのコーナーで早くもトップに浮上。その後も鋭い走りを見せて、チェッカーフラッグまでそのポジションを守り抜いた。

スーパーポール・レースで見事な逆転劇(22番グリッドから6位)を演じたレディングは、序盤に激しくプッシュすると、すぐに表彰台争いに加わり、ジョナサン・レイ(カワサキ)にプレッシャーをかける。その後、レイは9周目にクラッシュ。レース中盤の時点で、トプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)とのギャップは2秒半あったが、スコットはプッシュを続け、残り5周で彼をオーバーテイクして2番手に浮上し、そのままフィニッシュした。

レディングは2020年のSBKシーズンをランキング2位で、デイビスは3位で終了した。マニュファクチャラー・ランキングでは、ドゥカティは、カワサキとわずか1ポイント差で2位となった。

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #7) 1位
「最初はグリッドで、次にパルクフェルメで、感動に満ちた一日となった。担当メカニックが、僕を励ましてくれた。長年にわたる彼らの情熱と仕事に対する取り組みに感謝したい。また、僕のことをサポートし、一緒に過ごしてきたAruba.it Racing-Ducatiチームのすべてのスタッフにも感謝したい。これで、最高の方法でチームに別れを告げることができる。このチームには、それだけの価値があり、チーム・タイトルというプレゼントを贈ることができて本当に嬉しい。今日はとても良いレースだった。断固たる決意を持ってレースに臨み、マシンのフィーリングも非常に素晴らしかった。そして、その結果をチーム全員で祝うことができた。この感動は、生涯忘れることはないだろう」 

  

スコット・レディング(Aruba.it Racing – Ducatiチーム #45) 2位
「この結果には非常に満足している。今日は、僕にとっては簡単なレースではなかった。オープニングラップでいくつかの問題を抱えていて、ペースを上げることができなかった。しかし、集中力を保ち、レース中盤から気持ちを高めて、トプラクを攻略するために全力でプッシュした。僕たちにとって素晴らしいシーズンのフィナーレだと思う。チャズと一緒に表彰台に立つことができて嬉しかった。今シーズン、僕たちはタイトル争いをして、素晴らしい仕事をすることができた。ドゥカティに感謝したい。SBK参戦1年目で2位という結果は悪くないと思うが、来シーズンはもっと上を目指す必要がある。この数か月間のAruba.it Racing-Ducatiチームの素晴らしいサポートと、素晴らしい仕事に感謝したい。Grazie Ragazzi!」

ステファノ・チェッコーニ(Aruba.it Racing - Ducatiチーム代表)
「これ以上ない結果で、シーズンを締めくくることができた。チャズが長年にわたって築き上げてきた素晴らしい結果、プロ意識、そしてコミットメントに深く感謝したい。今日、彼は私たちを再び感動させてくれた。最初はサーキットで、そして次にパルクフェルメで、チームと一緒に喜びを共有した。今年は、非常に複雑なシーズンになったが、常にチームのために犠牲を払い、称賛に値する作業を続けてくれたチームの全スタッフに感謝したい。ライダーズ・タイトルを獲得できず、マニュファクチャラー・タイトルもわずか1ポイント差で逃してしまったが、チーム・タイトルを勝ち取ることができた。今シーズンに私たちが成し遂げたことを誇りに思う。明日からは、2021年のシーズンが始まる。私たちの目標はただ1つ。結果を出せるように毎日ハードワークを続け、さらに上を目指して戦いたい」