SBK第8戦イギリス・ラウンドのレース1で、デイビスは10位、バウティスタはクラッシュしてリタイア

2019スーパーバイク世界選手権(SBK)第8戦のレース1が、7月6日に英国のドニントン・パークで開催された。Aruba.it Racing – Ducatiチームの両ライダーは、期待していた結果を残すことができなかった。真夏の天候となった金曜日から一転して、土曜日には気温が大幅に低下。路面はウェットの状態で、時々激しい雨が降り、午前中のスーパーポールだけでなく、午後から開催されたレース1でも非常に難しいサーキット・コンディションとなった。

6番グリッドからスタートしたアルバロ・バウティスタは、この路面の影響を大きく受け、5番手を走行中の11周目に、シュワンツ・カーブで転倒してリタイアとなった。レース1でポイントを獲得できなかったことにより、バウティスタはチャンピオンシップ・リーダーの座を失う結果となった。このレースで優勝してランキング首位に立ったジョナサン・レイ(カワサキ)とのポイント差は9ポイントで、明日のスーパーポール・レースとレース2での巻き返しを図る。

チームメイトのチャズ・デイビスは、10番グリッドからのスタート。レース全体を通してグリップ不足に苦しみ、10位でチェッカーを受けた。明日の2つのレースでは上位を狙う。

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #7) 10位
「レースの最初から最後まで、ほとんどグリップがなかった。最初の5ラップは、トラクションがまったくかからず、まるでタイヤの準備ができていないような状態だった。6周目からは少し良くなったが、ペースを掴むまでにはさらに数周が必要だった。その後は、コンスタントなペースで最後まで走ることができたが、高速コーナーではリアが逃げてしまい、まったくプッシュすることができなかった。今日は本当に滑りやすい路面状況だったが、明日は路面が乾いて、もっと良い結果が残せることを期待している」

アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #19) リタイア
「今日は難しいレースだった。このようなコンディションだと、リアのグリップがほとんどない。午前中のFP3の後、ウェットでのフィーリングを良くするために、マシンを少し調整したが、十分ではなかった。スタートもあまり良くなく、ペースをつくるのに苦労した。周回を重ねるごとに状況が改善してきたので、ハードにプッシュできるようになった。残念ながら、ターン6でリアが滑ってクラッシュしてしまった。あの状況では、どうすることもできなかった。このような形でレースを終えるとは思っていなかったが、明日もチャンスがあるので、良い結果を出して、巻き返しを図りたい」