アクラポヴィッチ製フルチタン・エキゾーストにより、1.7 kgの軽量化を実現しています。さらに専用のエンジンマッピングと組み合わせることで、低回転域でも存分に引き出せるより幅広いトルク特性と力強い加速を実現しました。その結果、コーナー立ち上がりでのトラクションが向上し、ライダーの疲労軽減にもつながります。
アクラポヴィッチ製フルチタン・エキゾーストにより、1.7 kgの軽量化を実現しています。さらに専用のエンジンマッピングと組み合わせることで、低回転域でも存分に引き出せるより幅広いトルク特性と力強い加速を実現しました。その結果、コーナー立ち上がりでのトラクションが向上し、ライダーの疲労軽減にもつながります。
Desmo450 MXエンジンは、デスモドロミック機構とDOHC(Dual Overhead Camshaft)を採用した、単気筒4ストロークエンジンです。4バルブとタイミングチェーンを備え、排気量は449.6 cc。さらに、オルタネーター、シリンダーヘッド、クラッチカバーなどにマグネシウムのコンポーネントを採用することで、車両全体の軽量化にも貢献しています。デスモドロミック機構により、エンジンは11,900 rpmまで到達可能。高回転域での伸びを高め、スタートからの加速性能も向上させます。従来の機構では一般的なバルブスプリングを排し、より精密なバルブ制御を実現。摩擦を低減し、レースパフォーマンスを最大限に引き出します。高回転。高出力。ホールショット獲得の可能性。
Desmo450エンジンは、最高出力63.5 hp @ 9,400 rpm、最大トルク53.5 Nm @ 7,500 rpmを発揮します。リミッターは11,900 rpmに設定され、この数値はクラスの新たなベンチマークとなります。
デスモドロミック機構により、一般的なコイルスプリング式のバルブ機構では実現困難なダイナミックなバルブ駆動が可能です。低回転域での摩擦を低減しながら性能を高め、リミッター回転数をより高い領域に設定できるのも特長です。
過酷な条件下でも一貫した性能を確保するため、エンジンにはひし型形状のラジエーターを採用しています。従来設計に比べて表面積を6.5%拡大し、冷却効率を向上。ライダーの動きやすさを損なうことなく、性能の信頼性と持続性を高めています。
Desmo450 MX Factoryは、吸排気の流れと燃焼を最適化するために設計された、4バルブのDOHC(Dual Overhead Camshaft)構成を採用しています。このソリューションにより、あらゆる回転域で即応性の高いエンジンレスポンスと、より効率的で滑らかな出力特性を実現します。インテークは、ミクニ製44 mm径スロットルボディを採用し、正確でダイレクトなレスポンスを確保。またチタン製エキゾーストシステムを開発し、2025年FIM/FMI国際レース基準(109 dB+許容値2 dB)に準拠すると同時に、最大限の性能が引き出せます。
Desmo450 MX Factoryは、可動質量を最小限に抑えるために、チタン製インテーク・バルブと、ナトリウムを充填した中空ステムのスチール製エグゾースト・バルブを採用しています。この構成により、最適なバルブリフトを維持しながらより高回転まで引き上げることができ、過酷な条件下でも効率性と信頼性を確保します。
Desmo450 MX Factoryは、MXGPに参戦するドゥカティ・ファクトリーチームが使用しているものと同仕様の、Oリング付きRK MXUチェーンを装備、チェーンの耐久性を高めています。
エンジンはコンパクトかつ軽量の設計です。乾燥重量は26.7 kg。油圧式クラッチ制御を採用し、アップシフト時にはクイックシフトにも対応する5速トランスミッションを備えています。素早いシフトチェンジにより、クラッチ操作やスロットルを戻すことなく次のギアへ入れることができ、加速性能を高め、スタートでも優位に立てます。
サービス間隔により、高い信頼性を確保しながら、クラス最高水準の性能を維持できます。ピストン交換とバルブ・クリアランスの点検は45時間ごとに、エンジンのサービスは90時間ごとに行ってください。オイルは15時間使用ごとに交換が必要です。
エグゾースト・システムは、エグゾースト・ノイズが109 dB(許容範囲2 dB)を超えてはならないと定める、2025 FIM/FMIレギュレーションに準拠しています。
Desmo450 MX Factoryの主要コンポーネントと同様に、サスペンションも特別に選定されています。ショーワとの共同開発による軽量・高性能なシステムは、クラス最高水準の信頼性と効率性を追求しています。フロントには、圧側・伸側の両方を調整できる49 mmフォークを採用。フォークレッグにはダークカシマコーティングを施し、ファクトリーバイクに迫るパフォーマンスを実現しています。
リアには、プログレッシブリンク機構を備えた圧側調整式ショックを装備。フォークとショックのインナーチューブにはTiOコーティングを施し、スーパーフィニッシュ加工により表面硬度を60%向上、摩擦を10%低減します。さらに、砂や石などの外的要因による欠けや摩耗への耐性も高めています。
ホールショットデバイスも装備し、より安定したスタートから第1コーナーへ迅速に進入することができます。
Desmo450 MX Factoryには、MXGP選手権に参戦するドゥカティ・ファクトリーチームが使用しているものと同仕様の、RK MXU Oリングチェーンを装備しています。長期にわたる信頼性と耐久性を確保し、レースユースに理想的な選択です。
Desmo450 MX Factoryのブレーキシステムは、ドゥカティの歴史あるパートナーであるブレンボとガルファーが供給しています。フロントには2ピストンのフローティングキャリパー、リアには1ピストンのフローティングキャリパーを採用し、あらゆる状況で強力な制動力と優れたコントロール性を確保します。
軽量性を重視して選定されたガルファー製ディスクは、フロント260 mm、リア240 mm。正確なブレーキングを実現し、車両全体のハンドリング向上にも貢献します。
Desmo450 MX Factoryには、ピレリ Scorpion MX32 タイヤを装着しています。サイズはフロント80/100-21インチ、リア110/90-19インチです。
Desmo450 MX Factoryには、鋳造アルミニウム製ハブにエキセルリムを装備しています。
Desmo450 MX Factoryのシャシーは、さらなる軽量化を実現しています。機械加工部品とチタン部品の採用により、車両重量をわずか104 kgに抑え、前モデル比で0.8 kgの軽量化を達成しました。
Desmo450 MX Factoryはアルミニウム製のペリメーターフレームを採用、インテーク・ダクトを可能な限り真っ直ぐに配置し、吸気効率とパフォーマンスを最適化しています。鋳造・鍛造・押出成形の各部材と、革新的な構造技術を組み合わせることで、剛性・軽量性・堅牢性を高いレベルで両立しました。フレームはわずか11点のパーツで構成、フレームの弱点となる溶接ラインを減らし、構造全体の信頼性を大幅に高めました。
Desmo450 MX Factoryは、MXGP世界選手権で使用されるファクトリーマシンから着想を得た、特別な2025年ドゥカティ・コルセのカラーリングを採用しています。グラフィックの細部に至るまでドゥカティのレーシング伝統を想起させ、バイクのレーシングDNAを鮮明に伝えます。カラーリングとグラフィックデザインは、Desmo450 MX Factoryのアグレッシブでモダンなラインを際立たせ、コース上でもパドックでもひと目で分かる存在感を放ちます。
チェントロスティーレが外装を手がけました。脚周りのボリュームが最小限に抑えられ、ライダーは最大限の動きやすさが実感できます。
サイドパネル、フレームプロテクター、ナンバーホルダー下部には高いグリップ力の高いテクスチャーを採用しています。加速時はもちろん、ジャンプ時にもライダーの内腿やブーツをしっかり支えます。
サイドパネルとサイド・ナンバープレートホルダーは、さまざまなライディングシーンでライダーの動きを妨げることなく、自然にサポートする設計です。フロントパネルはコーナリング時も脚を動かしやすく、サイド・ナンバープレートは右側のエグゾースト形状に合わせたサイズ感です。左右に同様の形状を設けることで、ライダーが後方へ体重移動した際の、ポジション把握がしやすくなります。
Desmo450 MX Factoryの電子制御システムは、あらかじめ2つの標準ライディングモードに設定されています。Wi-Fi接続モジュールを追加することで、X-Linkアプリを介してスマートフォンと車両を接続でき、各制御の介入レベルを調整しながらライディングモードをカスタマイズできます。
作成した設定はアプリに保存し、使用条件に応じてコントロールユニットにアップロード可能です。これらの操作は、左ハンドル側のスイッチパネルで行えます。選択したライディングモードの切り替えに加え、トラクションコントロールとクイックシフターのオン/オフ、ローンチコントロールの作動も可能です。スイッチパネルの5つのLEDが、電子制御システムとWi-Fi接続の状態を表示します。
ドゥカティ・トラクションコントロール(DTC)は後輪のスリップを検知・制御し、ライダーの経験レベルにかかわらず、安全性とパフォーマンスの両面で確実にサポートします。Desmo450 MX Factoryでは、DTCは4段階で調整でき、各レベルで介入度合いが異なります。低いレベルでは介入を最小限に抑え、より自由でダイレクトなフィーリングが得られます。一方、高いレベルではより積極的に介入し、安定性を高めます。また、ライダーの好みに応じてシステムを完全にオフにすることも可能です。
Desmo450 MX Factoryのスロットルレスポンスは、2つの専用マッピングでカスタマイズできます。Smoothマッピングは、より滑らかでリニアな出力特性を実現し、テクニカルなセクションでの精密なコントロールに最適です。Dynamicマッピングは、よりダイレクトで即応性の高いレスポンスを発揮し、最大限の反応性を求めるライダーに向けた設計です。
ローンチコントロールは、3段階の介入レベルで調整できるシステムです。レブリミットを制御し、スタート時のエンジンパワーを最大限に引き出すことが可能になります。レベル1と2は介入が控えめで、より自由な操作を求めるライダーに最適です。レベル3はスタート時の安定性と安全性を重視します。システムは4速に到達するか、スロットルを戻すと自動的に解除されます。
エンジンブレーキ・コントロールは、極限のコーナー進入時など、減速時に強い逆トルクが発生した際、リアタイヤに作用する力をバランスさせることで、車体の安定性を高め、ライダーをサポートします。エンジンブレーキが激しくかかった状態で、スロットル開度、選択ギア、クランクシャフト減速をモニタリングし、点火時期と点火進角を制御することでエンジンブレーキの強さを調整し、リアタイヤにかかる力のバランスを保ちます。システムは2段階で調整可能です。
Desmo450 MX Factoryの電子制御は、ハンドルバー上のコントロールパネルで操作します。ライダーが可能な操作は次の通りです。
• コントロールユニットにアップロードした2つのライディングモードから選択
• ローンチコントロールの作動
• DTCおよびDQSのオン/オフ
• アクセサリーWi-Fiモジュールの接続状態の確認
アイコンをクリックして、Desmo450 MX Factoryの機能をご覧ください。
一部のドゥカティ・パフォーマンスアクセサリーは、販売店での車両入荷時期と同時にならない場合があります。詳細はお近くの正規ディーラーへお問い合わせください。
| Desmo450 MX Factory | |
|---|---|
| エンジン | |
| 型式 | デスモ450、単気筒、デスモドロミック・バルブ駆動システム、4バルブDOHC、油圧テンショナー、セミドライサンプ、水冷 |
| 排気量 | 449.6 cc |
| ボアXストローク | 96 mm x 62.1 mm |
| 圧縮比 | 13.5:1 |
| 最高出力 | 46.7 kW (63.5 ps ) @ 9,400 rpm |
| 最大トルク | 53.5 Nm (5.46 kgm) @ 7,500 rpm |
| 燃料供給装置 | KEIHIN製インジェクター、ミクニ製44mm径スロットルボディ |
| エグゾースト | レゾネーター付きフルチタン製 Akrapovič エキゾーストシステム |
| トランスミッション | |
| ギアボックス | 5速、クイック・シフト(シフトアップのみ) |
| 1次減速比 | ストレートカット・ギア、減速比 2.45:1 |
| ギアレシオ | 1速=2.067、2速=1.667、3速=1.400、4速=1.182、5速=1.000 |
| 最終減速 | RK製 MXU 520 チェーン(Oリング付き)、フロント・スプロケット Z13、リア・スプロケット Z49 |
| クラッチ | 油圧制御式多板クラッチ |
| シャシ | |
| フレーム | アルミニウム製、鋳造、鍛造、押出整形パーツを溶接 |
| フロントサスペンション | ショーワ製倒立式フロントフォーク Ø49 mm フルアジャスタブル、ダークカシマコーティングを施したアウターチューブ、TiOコーティングと特殊研磨処理を施したインナーチューブ |
| フロントホイール | センタースポーク・ホイール、Takasago EXCEL リム 1.6'' x 21'' |
| フロントタイヤ | ピレリ製 SCORPION MX32 MID SOFT 80/100 R21 |
| リアサスペンション | ショーワ製モノショック、フル調整式。ダークカシマコーティングを施したショック本体、特殊研磨処理とTiOコーティングを施したピストンロッド |
| リアホイール | センタースポーク・ホイール、Takasago EXCEL リム 2.15'' x 19'' |
| リアタイヤ | ピレリ製 SCORPION MX32 MID SOFT 110/90 R19 |
| ホイールトラベル(フロント/リア) | 310 mm / 301 mm |
| フロントブレーキ | ガルファー製 260 mm径シングル・ディスク、ブレンボ製2ピストン・フローティング・キャリパー |
| リアブレーキ | ガルファー製 240 mm径シングルディスク、ブレンボ製 1ピストン・フローティング・キャリパー |
| メーターパネル | アワーメーター |
| 寸法および重量 | |
| 装備重量(燃料を除く) | 104 kg |
| シート高 | 970 mm |
| ホイールベース | 1,494 mm |
| キャスター角 | 27.3 ° |
| トレール | 118.4 mm |
| 燃料タンク | 7.2リットル |
| 乗車定員数 | 1 |
| 装備 | |
| 安全装備 | ライディングモード、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、エンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)、アワーメーター、ドゥカティ・フォール・ディテクション |
| 標準装備 | クイック・シフト・アップ、リチウムイオン・バッテリー、コントロールユニット・レベル変更用スイッチ、パワー・ローンチ、超々ジュラルミン製マシン加工トリプルクランプ |
| 同梱装備 | Ducati Com-Link Wi-FiモジュールおよびX-Linkアプリ*、ホールショットデバイス、フロントディスクガード、スキッドプレート |
| メーカー保証 | |
| 保証 | ドゥカティ通常保証:3か月またはエンジン稼働時間20時間のいずれか先に到達する期間 |
| メインテナンスサービス・インターバル | オイルおよびオイルフィルター交換 15時間 ピストン交換 45時間 バルブ・クリアランス点検 45時間 メイン・エンジンサービス 90時間 |
| 規制、燃費、CO2排出量 | |
| 注 | *製品の在庫状況については販売店にご確認ください モーターサイクルの仕様および装備は市場によって異なる場合があります。詳細は、地域のディーラーにお問い合わせください。 |
|
特徴 |
Desmo450 MX |
Desmo450 MX Factory |
|---|---|---|
|
サスペンション |
フルアジャスタブルのショーワ製。ショックアブソーバー本体とカバーにはカシマコーティングを施しています。 |
フルアジャスタブル式ショーワ製。ダークカシマコーティングを施したショックボディとカバー。チタン酸化物コーティングとスーパーフィニッシュ加工を施したスタンション。 |
|
バッテリー |
リチウムバッテリー |
リチウムバッテリー |
|
座席配置 |
No |
No |
|
電子制御 |
|
|
|
カラー |
Ducati Red |
Ducati Red |
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装備重量(燃料を除く) |
104,8 kg |
104 kg |
|
追加装備 |
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アクラポヴィッチ製フルチタンエキゾースト(レゾネーター付き)、ビレットエルガル製ステアリングプレート、始動装置、フロントディスクガード、スキッドプレート |
|
特徴 |
サスペンション |
|---|---|
|
Desmo450 MX |
フルアジャスタブルのショーワ製。ショックアブソーバー本体とカバーにはカシマコーティングを施しています。 |
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Desmo450 MX Factory |
フルアジャスタブル式ショーワ製。ダークカシマコーティングを施したショックボディとカバー。チタン酸化物コーティングとスーパーフィニッシュ加工を施したスタンション。 |
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特徴 |
バッテリー |
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Desmo450 MX |
リチウムバッテリー |
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Desmo450 MX Factory |
リチウムバッテリー |
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特徴 |
座席配置 |
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Desmo450 MX |
No |
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Desmo450 MX Factory |
No |
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特徴 |
電子制御 |
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Desmo450 MX |
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Desmo450 MX Factory |
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特徴 |
カラー |
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Desmo450 MX |
Ducati Red |
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Desmo450 MX Factory |
Ducati Red |
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特徴 |
装備重量(燃料を除く) |
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Desmo450 MX |
104,8 kg |
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Desmo450 MX Factory |
104 kg |
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特徴 |
追加装備 |
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Desmo450 MX |
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Desmo450 MX Factory |
アクラポヴィッチ製フルチタンエキゾースト(レゾネーター付き)、ビレットエルガル製ステアリングプレート、始動装置、フロントディスクガード、スキッドプレート |
一部のコンポーネントの写真や画像はプロトタイプであり、生産の段階でデザインや仕様が変更される可能性があります。そのため、これらの情報は、あくまでも参照用に提供されているものであり、AUDI AGの経営管理下にあるドゥカティ・モーター・ホールディングS.p.A.(以下、ドゥカティ)を法的に拘束するものではありません。