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SBK第8戦フランス・ラウンドのレース1でマイケル・リナルディが4位フィニッシュ、スコット・レディングは苦戦して12位

2021スーパーバイク世界選手権(SBK)第8戦のレース1が、9月4日にフランスのマニクール・サーキットで開催され、Aruba.it Racing - Ducatiチームのマイケル・リナルディがレース序盤で主役の1人となり、4位でフィニッシュした。チームメイトのスコット・レディングは、予選で苦戦し、本来の戦闘力を発揮できないまま12位でレースを終えた。土曜日のハイライトは以下のとおり。

  • スーパーポール

P7 - マイケル・リナルディはスリーラン戦略を採用し、最終アタックで素晴らしい走りを見せた。しかし、苦手とする第4セクターで貴重なタイムをロスし、予選7番手となり、2列目スタートを確保することができなかった。
P8 - FP3でトップタイムを記録したスコット・レディングは、2セットの予選用タイヤのポテンシャルを最大限に引き出すことができず、予選8番手となった。

  • スーパーポール結果

P1 - ジョナサン・レイ(Kawasaki) 1分35秒683
P2 - トプラク・ラズガットリオグル(Yamaha) +0.101
P3 - トム・サイクス(BMW) +0.236
P4 - アレックス・ロウズ(Kawasaki) +0.342
P5 - アンドレア・ロカテッリ(Yamaha) +0.518
P7 - マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing – Ducati) +0.732
P8 - スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati) +0.802

  • レース1

P4 - マイケル・リナルディは、素晴らしいスタートを切ると、最初の数コーナーで2番手までポジションアップし、オープニングラップを3番手で通過。その後アレックス・ロウズ(カワサキ)のアタックを受けるが、リナルディはロウズを上回るレースペースで走行。しかし、12周目に、アンドレア・ロカテッリ(ヤマハ)にオーバーテイクを許し、4位でチェッカーを受けた。
P12 - スコット・レディングは、スタートから苦戦。グリップ不足に悩まされ、ブレーキングで何度かミスを犯してしまう。それでもレディングは、ポジションとポイントを挽回するために果敢にプッシュ。
8番手を走行中に転倒したものの、ダメージはなく、レースに復帰して12位でフィニッシュラインを通過した。

  • レース1結果

P1 - トプラク・ラズガットリオグル(Yamaha)
P2 – ジョナサン・レイ(Kawasaki)
P3 - アンドレア・ロカテッリ(Yamaha)
P4 - マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducati)
P5 - マイケル・ファン・デル・マーク(BMW)
P12 - スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducati)

マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing – Ducatiチーム #21) 4位
「厳しい状態が続いていたので、今回はポジティブなレースとなった。今週末は、これまでとは違う方向性で作業を続けてきたが、この新しいアプローチが功を奏したようだ。それでも、残念ながらリア・タイヤのグリップはベストとは言い難い。レース終盤は、表彰台争いに加わりたかったが、最後の5周でタイヤの摩耗が激しくなった。明日のレースで再び頑張りたい」

スコット・レディング(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #45) 12位
「非常に厳しいレースだった。フロント、リア・タイヤともに、グリップがまったく足りなかった。フィーリングはベストではなかったが、最後までプッシュしようと思った。それが原因で、クラッシュしてしまった。今日のように、気温が高いが、非常に高いわけではない場合、マシンに問題が発生している。解決するのは難しいが、明日のレースでは、今日よりも良い結果を出せるようにしたい」