SBK Round#1オーストラリア レース2

SBK開幕戦のオーストラリアでメランドリがレース2でも優勝!デイビスは残念ながらリタイア

2018スーパーバイク世界選手権(SBK)の開幕戦となるオーストラリア・ラウンドが、フィリップアイランド・サーキットで開催された。Aruba.it Racing - Ducatiチームは、土曜日のレース1、日曜日のレース2ともにマルコ・メランドリが連勝、最高のスタートを切った。

レース2では、ライダーの安全を考慮して10周~12周の間にタイヤ交換が義務づけられることになった。各ライダーはこの義務を果たし、デイビスとメランドリは、揃って11周終了時点で完璧に近いピットストップをこなし、1-2体制でレースに復帰した。その後、メランドリは3名のライダーによる首位争いのバトルを演じ、最後の最後でレイを振り切って優勝。その差はわずか0.021秒差という劇的なものだった。この勝利によって、メランドリはSBK通算22勝目。生産車ベースのこのレースシリーズで、もっとも成功を収めたイタリア人となった。

チームメイトのデイビスは、タイヤ交換後の12周目にトップに立ったものの、ターン9でクラッシュ。リタイアを余儀なくされた。

オーストラリア・ラウンドでフルマークの50ポイントを獲得したメランドリがライダーズ部門首位に立ち、16ポイントのデイビスは7位につけている。第2戦のタイ・ラウンドは、3月23日〜25日にブリーラムで開催される。

レース2のコメント:
マルコ・メランドリ(Aruba.it Racing - Ducatiスーパーバイク・チーム#33) – 1位
「クレージーなレースだった。タイヤ交換が義務づけられたおかげで、当初の戦略どおりには走れなくなった。スタート直後から10周目くらいまで、尋常ではないペースで周回した。かなりアグレッシブなライディングも多く、あちこちで激しいファイトが繰り広げられていた。ピットストップ後もタイヤに気を配って走る余裕はあった。最後の5周は自分のリズムで走ることもできた。終盤、ブレーキングでレイをオーバーテイクするのはかなり厳しいと判断して、最後のストレートに賭けることにした。ストレートスピードには自信があったので、最終コーナーでスリップストリームに入って飛び出す作戦だった。その戦略が見事にはまった。本当に嬉しい。1ヶ月後のブリーラムが今から待ち遠しい」

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing - Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – リタイア
「フィーリングは悪くなかったし、前半にマージンを稼ぐことができた。タイヤ交換後も優勝できると思っていた。完全なニュータイヤであれだけプッシュしたのは初めてだった。ピットを飛び出す時はいきなり0パーセントから100パーセント。それがちょっとやりすぎだったのかもしれない。コーナーのかなり奥でフロントグリップを失い、ミスを犯した。今回のフィリップ・アイランドでは、表彰台を狙えるライダーが数多くいることが証明された。面白いシーズンになりそうだ。体制を立て直して、ブリーラムで雪辱を期すつもりだ」

マルコ・ザンベネデッティ(ドゥカティコルセ・オントラック・テクニカル・コーディネーター)
「レースディスタンスを通じて、うまくタイヤを持たせることができた。ピットストップでもチームとしての戦闘力を示せたと思う。マルコが2レース連続で素晴らしいレースを見せてくれた。チャズにも優勝の可能性があっただけに不運なリザルトだったが、彼ならばすぐにやり返すだろう。ここオーストラリアで、マシンのパフォーマンスを示すことができたので満足している。マルコとチャズがフルにポテンシャルを発揮できるようさらにハードワークを続けたい。今回のリザルトがそのモチベーションになる」