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SBK Round#6イギリス レース2

SBK第6戦イギリス・ラウンドのレース2で、デイビスが素晴らしい追い上げを見せて5位フィニッシュ、メランドリは11位

2018スーパーバイク世界選手権(SBK)第6戦イギリス・ラウンドのレース2が、5月27日にドニントンパーク・サーキットで開催され、Aruba.it Racing - Ducatiチームのチャズ・デイビスとマルコ・メランドリは、それぞれ5位と11位でフィニッシュした。

デイビスとメランドリは、それぞれ2番、4番グリッドからスタート。いつもと同様、ハードにファイトした。メランドリは、素晴らしいスタートにより、序盤はトップ5をマークするポジションを走行していたが、その後はライディングに関連するいくつかのトラブルが発生してペースダウンを強いられた。一方のデイビスは、スタート時にトラフィックに引っかかってポジションを落とし、一時は12番手となったものの、息を呑むようなオーバーテイクを連発して、最終的に5位でフィニッシュした。

ジュニア・チームのマイケル・ルーベン・リナルディは、メカニカルトラブルのためにスタートできず、グリッド上でリタイアを決めた。

第6戦終了時点のライダーズ・ランキングでは、181ポイントのデイビスが2位、136ポイントのメランドリが5位につけている。リナルディは43ポイントで13位。第7戦のチェコ・ラウンドは、6月8日〜10日にチェコ共和国のブルノ・サーキットで開催される。

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing - Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 5位

「レース1よりも確実に進歩していたが、目標はあくまで昨日よりも上の順位でフィニッシュすることだった。総合的に判断して、良いレースができたと思う。雨が落ちてきた時は、どんな状況にも対処する心構えだったが、フロント勢を脅かすほどの雨量ではなかった。できるかぎりのことはやったが、上位陣とのギャップはある程度までしか埋められなかった。何とかギャップを解消しようとしてタイヤを使う羽目になったが、今日はあれ以上は不可能だった。今回のレースを教訓として、ブルノに活かしたい」

マルコ・メランドリ(Aruba.it Racing - Ducatiスーパーバイク・チーム#33) – 11位

「昨日はリズム良くトップ5に接近できたので、同じリズムを望んでいたが、今日に向けて行った変更が期待どおりの結果には繋がらなかった。今日のマシンはかなり神経質で、体力を消耗することになった。とにかくミスを犯さないようにして、できるかぎりのポイントを持ち帰ることがテーマだった。次のレースに目を向けると、ブルノで行ったテストではかなりの戦闘力を示していたので、あと数歩前進して、再び頂点を目指したい」

マイケル・ルーベン・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducatiジュニア・チーム#21) リタイア

「レース1では、できる限り最高のリザルトを獲得できた。今日はウォームアップで一歩前進したという手応えがあったが、メカニカルトラブルが発生してリタイアすることになった。ここまでコンスタントに進歩できていただけに残念だ。だが、こういう困難に打ち勝ってこそ進歩できる。自信を持ってブルノに臨める」

セラフィーノ・フォティ(チーム・マネージャー)

「チャズとマルコは、週末を通じて素晴らしい立ち直りを示してくれた。ふたりのスピードと才能には疑問の余地はないが、彼らのハードワークをリザルトに繋げることができなかった。詳細な分析を実施して、できるだけ早いタイミングでレベルを回復したい。ブルノは間近に迫っているが、それまでにしっかりと調子を取り戻すつもりだ」