パニガーレV4トリコローレ・イタリア：スピードが芸術になる瞬間

ドゥカティは、優れたテクノロジー、魅力的なデザイン、イタリアのアイデンティティを組み合わせたプロジェクトを推進することにより、新たなアートの世界との繋がりを摸索しています。

イタリア人アーティストのアンドレア・クレスピが、わずか163台限定のコレクターズ・バイク、パニガーレV4トリコローレ・イタリアからインスピレーションを得た、斬新なデザインの芸術作品を制作しました。彼の作品は、流れるようなライン、視覚的な錯覚をもたらす動きのある構図を特徴としており、視覚的な渦の中でパニガーレV4トリコローレ・イタリアを象徴するブルーのカラーを再解釈して、新たな知覚的次元を具現化しています。1:1スケールのキャンバスの主役は、ムジェロ・サーキットで開催された2024 MotoGPイタリア・グランプリで勝利を収めたマシンと同じライトブルーです。今回、パニガーレV4トリコローレ・イタリアを購入したオーナーの方に向けて、この作品を基にした163枚の限定のリトグラフ（縮小版）が製作されました。パニガーレV4トリコローレ・イタリアにフランチェスコ・バニャイアのサインが付されていると同様に、各作品にはシリアルナンバーとアンドレア・クレスピによるサインが付され、その希少性がさらに高まっています。\

パニガーレV4は、その美しいデザインにより、革新的なテクノロジーとエモーショナルなスタイルを象徴する存在となっています。

このコラボレーションは、両者に共通するビジョンから生まれました。ドゥカティにとって、美しいデザインに対するこだわりは、常にそのDNAの一部となってきました。ドゥカティのモーターサイクルは、テクノロジーと美しさを融合し、芸術の世界との深いつながりを体現しています。

今回クレスピが制作した作品は、ドゥカティの企業アートコ・レクションの一部として収蔵されます。ドゥカティは、長年にわたり芸術の世界とのかかわりを深めてきました。その一例が、パニガーレを模して製作された大理石の彫刻作品、「Fortitudo Mea in Levitate」です。また、2024年と2025年には、ボローニャで開催された国際的な近現代アートフェア、「アルテ・フィエラ」にも出展し、ドゥカティの価値観をもっとも体現した若手アーティストの作品に、「オフィチーナ・アルテ・ドゥカティ賞」（Officina Arte Ducati Award）を授与してきました。

ドゥカティは、ドゥカティ財団 を通じて、イタリアの卓越したエンジニアリングと文化を称える取り組みを推進し、支援しています。ドゥカティは、世界最大規模のデザイン・フェスティバル、「ミラノ・デザインウィーク」でも主役を演じ、ドゥカティのバイクに命を吹き込む創造のプロセスを体験できる「Forma – Feelings designed by Ducati in Borgo Panigale」展示会を開催したり、ゴリネッリ財団が主催する「From Origin to Destiny」展示会に協賛したりして、スピード、アート、イノベーションのつながりを探求しています。

アンドレア・クレスピの作品は、ドゥカティ・ミュージアムで開催される特別展のハイライトとして展示され、長年にわたってドゥカティの世界にインスピレーションを与えてきたアートとエンジンの融合を間近で体験する機会をすべての来場者に提供します。彼の作品は、ドゥカティを異なる視点から捉えながらも、ドゥカティのアイデンティティと完全に一致し、メイド・イン・イタリーの重要な要素としての美しさを称える芸術的表現を特徴としています。