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MotoGP第8戦のエミリア・ロマーニャGPでアンドレア・ドヴィツィオーゾが8位でフィニッシュしてランキング・トップをキープ、ダニーロ・ペトルッチは10位

2020 MotoGP第8戦のエミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGPが、9月20日にイタリアのミザノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとダニーロ・ペトルッチは、ともにトップ10圏内でフィニッシュした。

10番グリッドからスタートしたアンドレア・ドヴィツィオーゾは、思い通りのラインを走ることができず、オープニングラップでいくつかポジションを落としてしまう。他の2人のライダーのクラッシュに巻き込まれるのを避けるため、スローダウンを余儀なくされたドヴィツィオーゾは、14番手まで後退するが、その後はペースを取り戻して数週後にはトップ10まで順位を挽回。最終的には8位でフィニッシュして、貴重なポイントを獲得した。今回のレースの結果、ドヴィツィオーゾは、同ポイントでライダーズ・ランキング2位と3位になったファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)とマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)に1ポイントの差をつけて、ランキング・トップの座をキープしている。

チームメイトのダニーロ・ペトルッチもトップ10でレースを終了した。ペトルッチは、素晴らしいスタートを切り、2周目には6番手までポジションを上げるが、フロントのフィーリングに苦しみ、少しずつ順位を落として10位でフィニッシュした。

ライダーズ・ランキングで、ペトルッチはドヴィツィオーゾと53ポイント差の14位に浮上した。ドゥカティは、マニュファクチャラー・ランキングは2位、チーム・ランキングは4位となっている。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム #04) 8位
「複雑なレースだった。後方からスタートすると、オープニングラップでタイムロスするリスクを常に抱えることになる。スタート後に少し混乱があり、ターン8で前を走る2人のライダーがクラッシュしたため、ブレーキをかけざるを得なかった。そのため、2台のマシンに抜かれてしまった。数周後にようやく自分のリズムを見つけ、コンスタントなペースで走ることを心掛けた。先週より状態は良かったのだが、ペースが上がらずにトップグループからかなりの遅れを取ってしまったため、戦略を立てることもできなかった。最終的にはポイントを獲得することができて、今のところランキング・トップの座を維持しているが、もちろん今日の結果に満足することはできない」

ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム #09) 10位
「今回も厳しいレースとなった。スタート直後から、フリープラクティスと同じフィーリングを掴むことができなかった。スタートは良かったが、フロントのグリップが足りず、思い通りにブレーキングすることができなかった。今日は良いレースができると思っていたので残念だ。前回のレースと比べて進歩したことには満足しているが、まだ何かが足りないのは明らかだ。幸いなことに、来週はバルセロナで再びレースがあるので、次はもっと上位でフィニッシュしたい」

ミザノでの2連戦を終えたドゥカティ・チームは、スペインに移動し、1週間後の9月25日~27日にカタルーニャ・サーキットで開催される第9戦のカタルーニャGPに参戦する。

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