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SBK第10戦 ポルトガル・ラウンドのレース1で、デイビスが2位表彰台を獲得、バウティスタは表彰台にわずかに及ばず4位フィニッシュ

 2019スーパーバイク世界選手権(SBK)の第10戦が、9月7日にポルトガルのアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベ・サーキットで開催された。SBK史上400戦目のレース1で、Aruba.it Racing – Ducatiチームの両ライダーは素晴らしいパフォーマンスを見せた。

予選12番手、4列目からスタートしたチャズ・デイビスは、アグレッシブな走りで、このレースで優勝したジョナサン・レイ(カワサキ)に次ぐ2位でチェッカーを受け、第9戦の米国ラグナ・セカでの優勝に続き、再び表彰台に登壇した。アルバロ・バウティスタは、激しいポジション争いが展開されたスタート直後のターン1で、あやうくチームメイトのデイビスと接触しそうになり、オープニングラップ終了時点で16番手と大きく順位を落としてしまう。しかし、その後、圧倒的な速さでポジションを挽回し、表彰台からわずか数秒差の4位でフィニッシュした。

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing – Ducatiチーム #7) 2位
「今回のレースは、予選のスーパーポールのパフォーマンスが悪く、12番グリッドからのスタートだったので、2位でフィニッシュすることができて本当に嬉しい。ポルティマオは、ラグナ・セカと違い、一風変わったサーキットで、オーバーテイクするのが難しい。このサーキットで、再び表彰台に立つことができたので満足している。オープニングラップで素晴らしい走りができたので、これを足がかりにしてさらにポジションを上げることができた。スタートそのものはそれほど良くなかったが、ターン1で非常に深いブレーキングをかけることに成功した。それが原因で、アルバロがマシンを起こすことになってしまったので、彼に謝りたい。アルバロの走りを邪魔するつもりはまったくなかったが、彼のマシンとの間には距離があって、コーナーを全力で攻めたら、このような結果になってしまった」

アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #19) 4位
「今日のパフォーマンスには満足している。スタート後のターン1でチームメイトと接触しそうになって、優勝争いのチャンスを逃してしまったことは残念だったが、ローズ(アレックス:ヤマハ)と接触してクラッシュしなかったことは幸いだった。ここで大きくポジションを落としてしまい、全力で巻き返しを図った。しかし、グリップが不足していて、自分のラインを走ることができなかったので、オーバーテイクに時間がかかってしまった。自分のペースで単独走行しているときは、優勝したマシンよりもタイムが速かったので、結果ではなく、パフォーマンスには満足している。明日は、また2つのレースがあるので、今日よりも良い結果を出せるようにしたい」